リバプールがリーズ・ユナイテッドMFカルヴァン・フィリップス獲得に向けて、ついに動き出す!?

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Liverpool are finally making a move for Leeds United midfielder Kalvin Phillips 移籍

ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーら中盤でのゲーゲンプレスを体現してきたプレーヤーたちが高齢化。ジョルジニオ・ワイナルドゥムも昨年に退団しており、明らかに中盤でのプレッシング強度は低下傾向にある。

カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットら若手の台頭に加えて、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらミッドフィルダー陣の多くが攻撃的な選手たちで、アンカーを務められるのは、タイラー・モートンが経験不足と考えると、ファビーニョのみ。

チアゴ・アルカンタラとファビーニョのコンビは強烈だが、頼みのスペイン代表MFは度重なる負傷に悩まされており、シーズンの半分を欠場している。そうした背景から、イヴ・ビスマ(ブライトン)ら守備面でも強さを発揮できるプレーヤーの必要性が叫ばれて久しい。

『El Nacional』によれば、中盤の再構築を目指すリバプールは、プレミアリーグを代表する守備的ミッドフィルダーであるリーズ・ユナイテッドMFカルヴァン・フィリップス獲得に向けて準備を始めた。

移籍金3340万ポンド(46.7億円)にも上る資金を用意し、リーズ・ユナイテッドに対して、EURO2020でも大活躍したイングランド代表MFの売却を試みるようだ。クロップ監督が同選手の獲得を熱望する一方で、カルロ・アンチェロッティ監督率いるレアル・マドリードも関心を示している。

リーズに生まれ、リーズ・アカデミーで育ち、ファーストチームデビューもリーズで飾ったまさに地元のヒーロー。26歳のイングランド代表MFは、地元クラブで通算226試合14ゴール13アシスト記録しており、今季も主軸として15試合に出場。現在はハムストリング負傷で離脱中だが、その能力は本物だ。

イングランド代表でも19試合に出場してきた同選手は、ウェストハム・ユナイテッドMFデクラン・ライスとともに、同国代表の中盤で攻守両面で貢献。EURO2020では、準優勝を果たしたイングランドの立役者のひとりに数えられた。

もしもリバプールが獲得できれば、この上ない補強であることに間違いない。豊富な運動量と力強いフィジカルで幅広いエリアをカバーしつつも、前線への正確なロングフィードでチャンスメイクにも絡める能力は、リバプールのプレースタイルにはピッタリ。

ただし、2024年まで契約を結ぶ同選手をリーズが放出する未来は考えられず、選手自身も子供の頃から慣れ親しんだ愛するクラブを退団する願望はないだろう。可能性が出てくるとすれば、リーズがプレミアリーグから降格した場合のみで、移籍の実現性は限りなく低いと言わざるを得ない。

今季は低調なパフォーマンスが続くリーズだが、実力的には降格圏を争うようなチームではない。後半戦からの巻き返しが期待され、チャンピオンシップに降格してしまう姿は想像できない。

それでも、リバプールが巧みな交渉術でリーグ屈指のミッドフィルダーを、アンフィールドに迎え入れることはできるのだろうか…?

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