大怪我からの復帰戦で、歓喜のゴール…ユルゲン・クロップはハーヴェイ・エリオットの得点に感無量!

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Jurgen Klopp is delighted with Harvey Elliott's goal on his return from injury... Jurgen Klopp is thrilled that Harvey Elliott scored! スター候補生

昨年のプレミアリーグ第4節リーズ・ユナイテッドとの試合で、タックルを受けた際に当たりどころが悪く、長期離脱を余儀なくされたリバプールFWハーヴェイ・エリオット。開幕戦から好調を維持していただけに、不運な怪我に本人だけじゃなく、サポーターたちも悲しみに暮れた。

昨シーズンはブラックバーン・ローヴァーズで飛躍のシーズンを送り、数字の面でも大活躍。今季からはミッドフィルダーに挑戦し、プレシーズンから見事なプレーぶりを披露し続け、第2節バーンリー戦からスタメンの座を確保していた。

切れ味の良いドリブルに加えて、18歳とは思えない精神力。確かな長短のパスを兼ね備え、ピッチ全体を見れるビジョンにも長けている。チャンピオンシップで磨いた得点力も合わさり、かかる期待は絶大だ。

インターナショナル・マッチウィークの前に、全体練習に復帰していた同選手は、国際試合が行われる中でコンディションを整えて、FAカップ第4回戦カーディフ・シティとの試合で前線復帰を果たした。先発出場こそ叶わなかったが、58分に途中交代で投入されると、停滞していた攻撃を活性化。

リバプールが2点リードで迎えた76分には、シンデレラストーリーが待ち受けていた。左サイドバックのアンディ・ロバートソンからのクロスを左足で受けると、浮かしたボールをそのまま左足で振り切り、ボールはボールネットへと突き刺さった。

歓喜の瞬間を迎えたハーヴェイ・エリオットは、観客席に向かって吠え、チームメイトたちもすぐさま駆け寄り、復帰戦でのゴールを祝福。アンフィールド全体が、温かなムードに包まれた。そんな瞬間を振り返ったユルゲン・クロップ監督は、これまでの過程も含めて、”うれしさ” を爆発させた。

「ゲームの中には、たくさんの素敵なストーリーがあったね。他のゴールもすべて重要だったということは、誰もが認めるところ。本当にタフなゲームだったが、すべて順調で良い午後を過ごせた。」

「(ルイス・)ディアスが出場して、ちょっと打撲と切り傷を負ってしまったけど、みんなが『イングランドへようこそ!』と言ってくれている。傷跡が残るだろうから、イングランドでの初試合を思い返せるね。」

「(ハーヴェイ・)エリオットの怪我は不運だったが、その後のすべてのプロセスは幸運だった。すべてが本当にうまくいった。彼は素晴らしい仕事をしたし、医療部門も素晴らしい仕事をした。」

「彼は恐れ知らずの少年で、偉大なサッカー選手だからこそ、すべてがうまくいった。あのような怪我をすると、いいことばかりではない。だけど、若いうちはそれに対処するものだ。」

「そして、彼が戻ってきてくれて、本当にうれしいよ。ゴールを決めた瞬間は感動的だった。」

BBC Sport

ハーヴェイ・エリオットだけではなく、チアゴ・アルカンタラも復帰し、アフリカ選手権からナビ・ケイタも戻ってきた。ルイス・ディアスもデビューを果たし、着々と戦力が整いつつあるリバプール。

その中でも、18歳にして貴重な戦力になっている元フラムMF。この試合でもコンディションの良さを感じさせ、キレキレな動きを何度も披露。今後の試合にも期待を持たせる内容で試合を終え、マンチェスター・シティ追撃に向けて、頼もしい選手が戻ってきた…

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