長期離脱から復活。そして、その試合でゴール!リバプールFWハーヴェイ・エリオットが、歓喜の瞬間を振り返る

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He came back from a long lay-off. And a goal in that game! Liverpool's Harvey Elliott recalls his moment of triumph 試合

FAカップ4回戦でカーディフ・シティと対戦したリバプール。前半戦こそ低調なパフォーマンスに終始したものの、後半からギアを入れ替え、3点を奪って快勝。次のラウンドに駒を進め、すでにノリッジ・シティとの対決が決定している。

この試合においては、2つの注目ポイントがあり、ひとつは新加入FWルイス・ディアスのデビュー。もうひとつは、ハーヴェイ・エリオットの復帰だ。そして、この2人がアンフィールドを歓喜の渦に巻き込む。

ともに同じタイミングで途中出場すると、チームの攻撃を活性化。まずは、ルイス・ディアスがプレスをかけ続け、ボールを奪い去ると、ペナルティーエリア内に折り返す。そこにスピードを持って飛び込んだ南野拓実が、チーム2点目となるゴールを決めた。

この瞬間に注目されたのは、得点者の日本代表FWではなく、デビュー戦でアシストを記録したコロンビア代表FW。しかし、このシーンに留まらずに、アンフィールドはさらに熱量を高めていく。

76分には、この試合で長期離脱から復活を遂げたイングランドU-21代表FWハーヴェイ・エリオットがエリア内に上がると、そこにアンディ・ロバートソンから的確なクロスが届く。左足でコントロールし、そのままの勢いでシュートを放つ。ボールは相手GKを破り、ゴールネットに突き刺さった。

雄叫びを上げながら、サポーターたちと喜びをともにするゴールパフォーマンスを見せた同選手。ディオゴ・ジョッタの先制点や南野拓実の追加点が霞むほどに、盛り上がり続けるアンフィールドは、若干18歳の選手に対して惜しみない拍手を送る。

復帰戦で復活を告げる強烈なゴールを叩き込んだハーヴェイ・エリオットは、試合後に『ITV』とのインタビューに応じると、忘れられない瞬間になったと語る一方で、リハビリを支え続けたコーチや家族、そして辛抱強く待ち続けたサポーターたちに感謝の言葉を述べた。

「今はまだ、言葉にするのが難しい。」

「得点やアシストをするためにチームにいるようなもの。長い間休んでいたのに、今日、観客の前でそれを実現できたのはありがたいね。」

「とはいえ、これが僕の仕事なんだから、やり続けるしかないんだ。自分にとっても、家族にとっても忘れられない瞬間になったよ。」

「(シュートの感触について)悪くはなかった!」 

「(ディオゴ・)ジョッタは、いつもゴールを決めてくれるから、彼からヒントをもらっていたんだ。」

「得点できたことは嬉しいし、こうしてゴールを決められたから、あとは結果を出し続けるだけだよ。得点できたことに感謝している。」

「(リハビリ期間に助けになった人について)正直なところ、数え上げればきりがないが、最も重要な人物はリバプールのジョー・ルイスだった。」

「理学療法士のひとりである彼は、朝早くから私を連れ出し、夜遅くまで治療を続けてくれた。彼は僕をふたたび強くしてくれたんだ。」

「数え出せば、ほんとにきりがない。特に母と父は、ずっと僕を助けてくれたし、ずっと支えてくれた。」

「リバプールのみんな、そして応援してくれるファンのみんなにも、本当に感謝している。今は復帰できたし、怪我も治った!」

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