イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、同僚ハリー・マグワイアへの “ブーイング” を批難!

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England midfielder Jordan Henderson criticises 'booing' of colleague Harry Maguire! 代表

インターナショナルマッチウィークを過ごすサッカー界。カタールW杯出場を懸けて争う代表チームもあれば、イングランド代表はすでに出場権を得ており、スイス代表とコートジボワール代表との新全試合2連戦に挑んだ。

1試合目のスイス代表戦は苦戦しながらも、最後は白星を手に入れた。自国での開催に地の利があったことは否めないが、新戦力を試しながらも臨んだ一戦だけに、勝利で終えたことは大きな収穫であった。

そして、2試合目となるコートジボワール代表との試合で事件が起こった。試合前に、先発出場を果たしたマンチェスター・ユナイテッド所属DFハリー・マグワイアの名前がコールされると、会場全体から大きなブーイングが会場中に響き渡った。

観客席の多くはイングランド代表を応援しているはずのサポーターたちであるにも関わらず、特定選手に向けて発せられたブーイングに、リバプールMFジョーダン・ヘンダーソンは非難の声を投稿。過去の大会での貢献を忘れるべきではないとし、代表のチームメイトはともに戦えて誇りを感じている事実を綴っている。

「今夜のウェンブリーでの出来事は理解できない。」

「ハリー・マグワイアはイングランド代表の巨人で、彼なしでは直近2大会での躍進はあり得なかっただろう。」

「ホームスタジアムで、理由もなくブーイングを受ける。私たちはどうなってしまったんだ?今夜起きたことは、ただ間違っている。イングランドとともに勝ちを願うひとりとして、彼とドレッシングルームを共有できることを幸運に思っている。そして、みんな同じ気持ちだよ!」

プレシーズン中にはギリシャで暴力事件を起こし、EURO2020の疲れからか今シーズンのプレーぶりは非難の的になっている。イングランド代表でも昨夏の輝きを放てずにいる同選手だけに、叱咤激励の意味を含めてのブーイングにも思える。

それでも、特定選手だけに向けられた批判は受け入れられるものではない。EURO2020ではPK失敗したアーセナルMFブカヨ・サカにも心無い批難が相次いでいただけに、サッカーの母国としてマナーを守り、サッカーを楽しみ、そして母国を応援してもらいたい…

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