ユルゲン・クロップ監督は、ドルトムントFWアーリング・ハーランド争奪戦 “参戦” を完全否定!

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Manager Jurgen Klopp completely denies entering the battle for Dortmund FWR Erling Harland! 移籍

今夏の移籍市場は、将来有望な若手選手の中でも代表クラスの選手たちが移籍する可能性が高い。ひとりは、パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ。フリー退団になる見込みで、同国代表FWカリム・ベンゼマもプレーするレアル・マドリード入りがほぼ決定的。

もうひとりは、ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードら強豪クラブが漏れずなく関係を噂されており、リバプールも例外ではない。

モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらが年齢を重ねており、世代交代が叫ばれていた中で、脅威的なポテンシャルを有するノルウェー代表ストライカーへの関心がたびたびメディアを賑わせた。

ドルトムントと結ぶ現行契約には、6300万ポンド(約88億円)にも及ぶ契約解除条項が含まれていると言われており、2022年の夏にはその条項が行使されるだろうと予想されている。その筆頭はマンチェスター・シティなど潤沢な資金力を持つクラブたちで、リバプールが対抗するのは難しい。

そもそも売却益で得た資金を移籍金として利用しているリバプールだけに、獲得に乗り出すためには主力選手たちを高額で売却しなければならない。契約問題に揺れるモハメド・サラーは大金をもたらすだろうが、選手およびクラブ側に売却の意思はなく、ハーランド争奪戦への参戦は夢物語に思える。

ユルゲン・クロップ監督は、今夏に行われるかもしれない高額な金額での移籍について言及しており、リバプールが同選手の獲得レースに乗り出す可能性を全面的に否定。同クラブにとって、全く関係ない話として、その噂を一蹴している。

「ノーチャンスだ!我々はそこに行かないよ。」

「その数字はただただクレイジーで、僕らには関係ないよ。正直言って、それについては何もしたくないんだ。面白くもなんともない。」

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リーズ出身のノルウェー代表フォワードは、2020年の冬に加入したドイツの強豪クラブにおいて、これまで83試合80ゴールと凄まじいペースで得点を重ねている。ノルウェー代表でも17試合15ゴールと、その得点能力はどんなクラブにとっても最高の戦力になる。

ただし、リバプールにおいてはフロントスリーの世代交代の議論が終焉に近づいている。ディオゴ・ジョッタが2シーズン連続で得点への嗅覚を見せており、この冬に加わったルイス・ディアスも申し分ないパフォーマンスをすでに披露している。

さらにコンビネーションを深めることで、来シーズンにはより一層の活躍が期待される。加えて、ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)やハフィーニャ(リーズ)ら現実的なターゲットの動向を追っていると言われ、右ウイングの人材も早ければ今夏には獲得に至るだろう。

そんな状況で、大金を叩いて、ドルトムントFW獲得に参戦する必要性はない。リバプールに来ることはなくなったが、それでも世界一のストライカーになり得るだけのポテンシャルを有するストライカーの去就には注目し続けたい…

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