最大でも週給30万ポンド(約4200万円)まで?リバプールはモハメド・サラーに対して、最終オファーを準備か

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Up to £300,000 (£42 million) per week? Liverpool prepare final offer for Egypt's Mohamed Salah? チーム

依然として契約延長交渉が頓挫しているリバプールとエジプト代表FWモハメド・サラー。2017年にASローマから加入した同ストライカーは、来シーズンをもって契約が満了するため、昨年から新契約締結に向けた話し合いが行われてきた。

しかし、大幅な給与アップを狙うエジプト代表FWに対して、他の選手たちとの給与バランスを保ちたいクラブ側との綱引きが続いており、一向に進展が見られていない。先日には契約締結に近づいたとの報道もあったものの、それを否定するニュースも出回っており、その真意は不明。

混沌とした状況において、新たな話が出てきた。『Sunday World』によれば、元ローマFWの残留を心から願うリバプールは、最後となる契約延長オファー提示を準備しており、半年以上にも及ぶ契約問題に終止符を打つことを目指している。

アンフィールドに加入して以来、爆発的なペースでゴールを重ね続けたモハメド・サラー。毎シーズンにわたり、プレミアリーグで得点王争いを繰り広げてきており、今シーズンも現時点で単独トップに立っている。

過去の実績やユニフォーム売上でも1位2位と争っており、給与アップを要求するのは自然な流れ。ただし、そのアップ率は容易に許可することが難しいほど。クラブ側は給与体系の崩壊を防ぐために、最大で週給30万ポンド(約4200万円)を超える給与を提示するつもりはないと報じられている。

現段階で給与トップのオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクですら、週給22万ポンド(約3080万円)。週給30万ポンドの時点で、すでに他のプレーヤーからは飛び抜けた給与額だが、選手側の求める金額はそれを上回っている。

モハメド・サラーはアンフィールド残留を望んでおり、プレミアリーグや海外移籍は考えていない。リバプール愛を貫く同選手だが、その一方で要求額を妥協する気はないと言われる。

もしも交渉が決裂したとしても、獲得できるクラブはほんの一握り。ヨーロッパでは、マンチェスター勢やレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンくらいか。ニューカッスル・ユナイテッドもサウジアラビアからのバックアップで給与額を捻出できるだろうが、今後数年間でチャンピオンズリーグに出場できるほどの急成長は見込みづらい。

リバプールを応援する人々はエジプシャン・キングとの契約延長を望んでおり、待ち焦がれた朗報を期待して待っている。はたして、今シーズンが終了するまでに契約合意まで至り、晴れ晴れしたメンタルで複数のタイトルを獲得できる未来はやってくるのだろうか…?

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