完全移籍に向けた交渉はまだ!ボーンマスのスコット・パーカー監督は、リバプールDFの去就について言及

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Negotiations for a complete transfer are still on! Bournemouth manager Scott Parker on the departure of the Liverpool defender チーム

この冬の移籍市場でリバプールからボーンマスに加わったイングランド人DFナサニエル・フィリップス。イブラヒマ・コナテも加入した親クラブでは出場機会が来季との比較で激減しており、プレー時間を求めて、半年間のレンタルでチャンピオンシップに活躍の場を求めた。

空中で圧倒的な強さを見せるセンターバックは、ボーンマス加入直後からスタメンの座を確保。ストーク・シティ戦を除き、すべての試合でフル出場とチームに欠かせない選手として、早くも新天地に溶け込んでいる。

FAカップ4回戦では、5部相当のリーグに所属するボレアム・ウッドFC相手にまさかの敗戦し、早々に大会から姿を消したものの、リーグ戦では徐々に調子を上げてきており、現時点では首位フラムに次いで、プレミアリーグに自動昇格できる2位に付けている。

チームを率いるスコット・パーカー監督は、ナサニエル・フィリップスの完全移籍の可能性について聞かれると、今のところは話し合いが行われていないことを告白した上で、同センターバックのパフォーマンスに満足していると発言している。

「うまくいけば…たぶんね」

「現時点では、(ナサニエル・)フィリップスや 他のローン選手について、そういった話はしていない。」

「彼はチームに加わってから、とてもよくやっている。彼は非常に優秀な若者だ。そして、非常に優秀なプロフェッショナルだね。常に熱心で、毎日学びたいと考えている。我々やチームに多くをもたらしてくれている。」

Dorset Live

すでに25歳と若手の域は超えているだけに、しっかりとレギュラーとしてプレーできている現状には、選手側も満足していることだろう。さらには、来季からプレミアリーグでの戦いが近づいており、是が非でもボーンマスに残りたいと願っても不思議はない。

昨夏から放出候補のひとりとして、移籍先を探し続けたリバプール。センターバックに負傷が続出した昨シーズンを救ってくれた立役者であり、それまでも都合が良いときにローン先から呼び戻されるなど便利屋的な役割を果たしてきた。

出場試合数こそ少ないが、場面場面でチームを助けてくれた功労者だけに、個人的にはある程度安い移籍金でも放出してあげて欲しいと願ってしまう。

アンフィールドを離れることは決まっているとは思われるが、ボーンマスがそもそも獲得に乗り出すのか、そして争奪戦になった場合に良い条件を提示するクラブが現れるのか…今夏の移籍市場で注目が集まる選手のひとりであることは間違いない…

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