完全移籍の話題は時期尚早?- フラム指揮官が、“リバプールからローン移籍中” ネコ・ウィリアムズの去就に言及

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Is it too early to talk about a complete transfer? - Fulham manager mentions the departure of Neco Williams, who is "on loan from Liverpool". 移籍

昨夏から退団の噂が付き纏っていたウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ。トレント・アレクサンダー=アーノルドの存在が大き過ぎ、出場機会はカップ戦を中心に限定的。守備面では度々批判に晒され、リバプールでの生活は順風満帆とはいかなかった。

若手選手も多いウェールズ代表ではレギュラーを務め、ウクライナもしくはスコットランドとのプレーオフが待ち受ける同ディフェンダーは、この冬の移籍市場にプレー時間を求めて、チャンピオンシップで首位に立つフラムへとレンタル移籍を果たした。

加入直後の試合から右サイドバックとしてスタメンに定着。国内リーグ戦では、ミドルズブラ戦を欠場したものの、ここまで11試合2ゴール2アシストを記録している。攻守両面でサイドでアップダウンを繰り返し、運動量の多いプレースタイルでチームを支え続ける。

レンタル期限が終わり、リバプールに戻ったとしても出番に恵まれそうなウェールズ代表ディフェンダーにとっては、同じくウェールズ代表FWハリー・ウィルソンも在籍するフラムとともに昇格し、プレミアリーグで戦えることが願望だろう。

リバプールも退団を邪魔する意思はないと見られるが、適正価格でのオファーが必要。フラムもトップリーグ昇格となれば、戦えるだけの戦力を整えなければならず、プレミアリーグ経験を持つ同選手は魅力的な人材と言える。

フラムを率いるマルコ・シルバ監督は、ウェールズ代表ディフェンダーの去就について質問された際、移籍に関する話題を取り上げるにはまだ時期が早すぎると明言を避けている。

「それ(完全移籍)について考えたり話したりするのは、まだ早すぎる。(ネコ・)ウィリアムズはこのサッカークラブで自分の役割に完全に集中し、我々は彼のベストを引き出すことに集中している。」

「QPRとの試合では、対戦相手のアプローチに手こずり、我々が望んでいたような試合展開にはならなかったが、後半にはより良いパフォーマンスが見れたね。」

「彼のインテンシティと攻撃的なチームをサポートする姿勢は素晴らしい。まだ若く、常にベストを尽くしているよ。」

「我々のサッカークラブに適応していることには満足しているが、彼の将来について話すのは時期尚早だ。」

West London Sport

来シーズンもリバプールではイングランド代表DFが君臨している。バックアッパーには不安が残るが、ジョー・ゴメスやジェームズ・ミルナーらが控えを務めており、若手DFコナー・ブラッドリーも順調に成長中だ。

日に日に退団の可能性が高まっているように思えるネコ・ウィリアムズだが、プレースタイルやチームの雰囲気にも見事にフィットしたフラムに残留する未来がやってくるのだろうか…?

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