“リバプールと契約満了” ベルギー代表FWディボク・オリギは、ACミラン移籍で決着か

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Michael Owen on Liverpool's Divock Origi, who has scored in two consecutive games... "He's going to go down in Liverpool history." 移籍

2014年の夏にリールからアンフィールドへやってきたベルギー代表FWディボク・オリギ。1年間のローンバックを挟み、2015年からリバプールのトップチームに帯同したものの、大きなインパクトを残せないまま、2017-18シーズンはヴォルフスブルクにレンタルで貸し出されていた。

ブンデスリーガでもプレー時間を確保したが、なかなか結果が伴いない日々を過ごしていた。しかし、翌2018-19シーズンは同選手にとって転機の年となった。プレミアリーグでは控えの立場でベンチを温め続けたが、バルセロナとのチャンピンズリーグ準決勝での活躍で一躍アンフィールドのヒーローへと変貌を遂げた。

続くチャンピオンズリーグ決勝でもトッテナム・ホットスパー相手にゴールを奪い、いまでも語り継がれるほどのストーリーを紡いだ。ただし、フォワード陣のポジション争いは激しく、ベルギー代表フォワードはレギュラーを掴めない。

その後は、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、RBザルツブルクから日本代表FW南野拓実、FCポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスも加わり、さらにポジションを巡る競争は熾烈になってしまい、徐々にベンチすらも外れる試合も目立つほどに。

所属クラブとの契約は2022年6月末までと契約満了が近づいている。リバプールは契約延長オプションを有しているものの、その権利を行使せずに、同選手のキャリアを邪魔しない決断を下し、今夏での退団が半ば確定していた。

そんなフォワードには、ACミランやインテル・ミラノらセリエA勢が強い関心を抱き、フリーで獲得できるチャンスを逃さまいと獲得レースを繰り広げてきたが、ACミランが争奪戦を制しそうだ。

『Sportmediaset』によると、同じくプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドからのオファーを拒否し、ACミランとの3年契約締結が迫っているようだ。年俸300万ユーロ(約3億9000万円)でオファーを提示していたが、値上げして年俸350万ユーロ(約4億5500万円)で合意になる見込みだ。

ニューカッスル・ユナイテッドは現在リバプールで受け取っている年俸312万ポンド(約4億3680万円)よりも高い金額で獲得を試みたが、給与額が多少下がったとしてもミラノの街への移籍を選んだ模様。

現在セリエAでインテル・ミラノやナポリらと熾烈なスクデット争奪戦を展開しているACミラン。ズラタン・イブラヒモビッチやオリビエ・ジルーらセンターフォワード陣の年齢が高く、若返りを図るためにも、ウイングとしてもプレー可能なベルギー代表FWは打ってつけな人材と言える。

はたして、ディボク・オリギは来シーズンにイタリアでプレーをしているのだろうか…?

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