“試合の流れを変えた” ルイス・ディアスの活躍ぶりに、リバプールDFアンディ・ロバートソンも脱帽!

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"He changed the course of the game" - Liverpool defender Andy Robertson tips his hat to Luis Diaz for his performance! 試合

エスタディオ・デ・ラ・セラミカで開催されたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグは、予想を覆す前半を迎えた。エネルギー全開でハイプレスを仕掛けたビジャレアルは、ファーストレグでリバプールにやられたようなプレスで、パスミスを誘い続け、2戦合計で同点になるまでにスコアを戻した。

中盤での激しい守備でボールをうまく繋げず、もどかしい前半を過ごしたリバプールだったが、後半はスイッチを切り替えて、本来の落ち着きを取り戻す。ファビーニョのゴールで逆転の狼煙をあげると、ルイス・ディアスがオフサイドラインを掻い潜り、ヘディングで同点弾を奪う。

さらには、同じくハイラインを破ったサディオ・マネが、飛び出したゴールキーパーを交わし、ファール覚悟でタックルを仕掛けたディフェンダーも抜き去り、無人のゴールに流し込み、ついに逆転。2戦合計では5対2になり、最終的には力の差を見せ付けたリバプール。

ただし、ファーストハーフの苦戦ぶりは、ビジャレアルを讃えるべきだろう。2点差をひっくり返すために前半から飛ばしまくり、リバプールの攻撃を防いでいたものの、後半には足が止まってしまい、対照的にアウェイチームに自由に攻撃をさせてしまった。

この試合で流れを変えたのは、後半の頭から投入されたコロンビア代表FWルイス・ディアス。前半にはなかなかボールを持てなかったリバプールに、自慢のドリブル突破で時間を作り、ときにはドリブルでそのまま中に入り、クロスやシュートでチャンスを作り続けた。

一気に空気を変え、スタジアムに詰めかけたホームサポーターたちを黙らせるだけに十分な活躍を見せたコロンビア代表フォワードについて、試合後の記者会見で質疑応答に応じたスコットランドDFアンディ・ロバートソンも特別な選手であることを強調し、途中交代後のプレーぶりを大絶賛している。

「彼はずっと特別な存在であり続けている。」

「僕たちはできる限り彼を助けようとしてきた。1月の加入がどれだけ難しいか理解しているし、コーチ陣も馴染ませるように努力していた。でも、彼はほんとうに特別な選手なんだ。彼の持つ才能と勝利への意志は、まさに僕たちにぴったりだね。」

「今季も素晴らしい活躍を見せるディオゴ・ジョッタを外すのはタフだったが、ルイス・ディアスは大きな変化をもたらした。ドリブルを始め、相手を押し戻した。本当に良いハーフタイムだったよ。」

「彼と一緒にプレーできるのは嬉しいし、プレシーズンを通してさらに良くなってくれることを期待している。でも、彼が今やっていることは、とてつもなく特別なことなんだ。」

この試合、少し疲れも見えたアンディ・ロバートソンは、試合終盤でギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスと交代。それでも、左サイドでアップダウンを繰り返す献身性は健在で、代表ではキャプテンも務めるほどのキャプテンシーで、ルイス・ディアスのさらなる躍進を手助けしてくれるはずだ…

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