スコットランドFWA年間最優秀若手選手賞に選出されたアバディーンDFカルバン・ラムゼイは、まさに飛躍の年を過ごした。弱冠18歳の右サイドバックはスコティッシュ・プレミアシップで22試合に出場し、5アシストを挙げている。
シーズン途中にはハムストリングを負傷し、離脱する期間もあったが、アバディーンのディフェンス陣のひとりとして攻守両面に奔走。そんな若き才能をプレミアリーグ勢が放っておくわけもなく、今年の始めにはリバプールの同選手への関心が報じられていた。

評価を高め続けるスコットランドU-21代表DFカルバン・ラムゼイは、トレント・アレクサンダー=アーノルドのバックアップとして、さらには非凡なポテンシャルからポジションを争える存在として、そのパフォーマンスは毎週のようにスカウティングされている。
この冬には、ボローニャ(セリエA)からの480万ポンド(約6.7億円)の獲得オファーを断っているものの、強豪クラブからの関心は後を立たない。リバプール以外にも、レスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、トッテナム・ホットスパーと複数クラブが関心を示し続けている。
『The Sun』によれば、リーズ・ユナイテッドも熾烈すぎるカルバン・ラムゼイ争奪戦に参戦し、トップチームでのレギュラーを確約することで、同サイドバックの説得を試みるようだ。
将来性豊かなサイドバックは、スコットランドFWA年間最優秀若手選手賞受賞に際してコメントを残しており、トレント・アレクサンダー=アーノルドやカイル・ウォーカーら世界的なサイドバックを参考にしていることを明かしつつも、父親の助けが成長に結びついていると語った。
「この賞を受賞したのは、偉大な選手たちばかりで、僕にとっては大きな功績だよ。」
「クラブにとってはそうではないが、個人的には良いシーズンだった。チームとしてはもっと改善すべきだね。」
「でも、プロサッカー選手として初めてのフルシーズンでよくやったと思う。」
「楽しむことができたし、このような賞をもらえたことは最高の喜びだ。」
「トレント・アレクサンダー=アーノルドやカイル・ウォーカーなど、一流の選手たちだけでなく、父のグラハムも僕をたくさん助けてくれた。」
「彼らの動画を見るのが好きで、自分のプレーのベースとするよう試みている。でも、僕がまだ小さかった頃、父が僕を助けてくれたおかげで、今の僕があるんだ。」
「彼はトップレベルではプレーしていなかったが、僕が小さい頃からチャンスがあることを知っていたんだ。」
「僕が小さい頃から、毎日放課後に一緒に練習していたんだ。それが僕の大きな力になった。」
「サイドバックとして、トレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスや技術的な能力を見て、もし僕がそのレベルに達することができれば、それはご褒美になるだろうね。」