ジョエル・マティプの復調に加えて、新加入イブラヒマ・コナテが印象的なパフォーマンスを披露。ディフェンスリーダーであるフィルジル・ファンダイクは言わずもがな。昨季の大怪我からなかなか調子が上がり切らなかった元チャールトンDFジョー・ゴメスは4番手まで序列が下がってしまった。
元カメルーン代表ディフェンダーが、ほとんど負傷しないこともあり、センターバックとしての出場機会は数少ない。プレミアリーグでも出番こそ得ているが、本来のセンターバックではなく、右サイドバックのバックアップとして起用されており、プレー時間ならびにポジションと不満が残るシーズンを送っている。
元リバプールのスティーブン・ジェラード監督率いるアストン・ヴィラを筆頭に、プレミアリーグの複数クラブが関心を示しており、この冬に続いて、今夏の移籍市場でも2024年までリバプールと契約を結ぶディフェンダーの獲得に動くと報じられている。
イングランド代表復帰を目指すためにも、退団の可能性が高まっている中、契約延長の可能性も出てきた。『Liverpool Echo』によれば、リバプールは依然として同選手を構想に含んでおり、新契約提示の準備を進めている。
マイケル・エドワーズの後任、ジュリアン・ウォード新SD(スポーツディレクター)には、モハメド・サラーやサディオ・マネらとの契約更新の他に、出場機会に悩むジョー・ゴメスとの難しい交渉が任されることになる。
現状では、同センターバックが新契約に合意するかは不透明。もし合意に達することができれば、ボーンマスにローン移籍中DFナサニエル・フィリップスの完全移籍が現実味を帯びてくる。プレミアリーグ昇格を決めたボーンマスが買取に前向きな反面、他にも関心を示すクラブがあるようだ。
カタールW杯出場を目論むジョー・ゴメスは、リバプールとの新契約に首を縦に振るのか?契約を締結したとしても、1年間限定のローン移籍なども考えられる中、センターバック陣容は今季から変更があるだろうか…?