『CL決勝後に、自分の将来について考えたい』 – 今夏での退団が噂されるリバプールFW南野拓実が、自らの去就について言及

スポンサーリンク
'After the CL final, I want to think about my future' - Liverpool FW Takumi Minami, who is rumoured to be leaving the club this summer, on his own departure 移籍

RBザルツブルク在籍時代に、チャンピオンズリーグでリバプール相手に印象的なパフォーマンスを披露。その活躍もあり、シーズン途中の冬の移籍市場で世界でもトップクラスのチームに日本代表フォワードが加入し、大きな話題を掻っ攫った。

当初はブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのバックアップとして期待されていたものの、プレミアリーグの屈強なセンターバック陣との肉弾戦には対応できず、それでもウイングや中盤で起用され、今シーズン前半戦はカップ戦で得点能力が開花。プレミアリーグでは、終盤での守備固めとして途中投入されることも多かった。

そもそも前線でのポジション争いは熾烈だったにも関わらず、この冬にはコロンビア代表FWルイス・ディアスが加入。序列で6番手ないし7番手まで落ちてしまった日本代表フォワードは、カップ戦も少なくなったシーズン後半戦にはベンチ外で過ごす試合も多くなっていった。

出場機会を得られない日々が続き、FAカップ決勝でもベンチ入りメンバーから漏れる。プレミアリーグ第37節サウサンプトン戦ではリーグ戦で久しぶりに先発出場を果たし、同点弾を奪い起用に応えるものの、序列に影響を及ぼすまで至らず。

今季限りで契約満了に伴い退団するベルギー代表FWディボク・オリギ、同じくベンチ外が続きプレー時間の確保を目指す元アーセナルMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンらとともに、今夏での退団が予測されている。

不透明な去就について、南野拓実は代表戦もある中で、シーズンが終了後に考え始めると回答。休みがあまりないものの、じっくりと時間を取って、未来に向けた動きを決断するようだ。

「(6月には)日本代表戦もあるし、休んでいる暇はない。でも、チャンピオンズリーグ決勝が終わったら、自分の将来について考えたい。まずは試合に集中している。」

Kyodo News

この冬にも退団の噂が頻繁に報じられ、リーズ・ユナイテッドやASモナコ移籍が盛んに伝えられてきた。当時はリバプールでのポジション争いに意欲的で、フロントファイブからのポジション奪還に燃えていたが、その後ベンチ外が続く状況で考えに変化があっても不思議はない。

今年はカタールW杯も控えており、日本代表の10番であろうとも、試合に全く出ない状態で代表に選出される保証はない。4年に一度の大舞台に向けても、レギュラーとしてプレーできるクラブへの移籍は避けられないだろう。

今季カラバオカップやFAカップ優勝までの道のりで大きく貢献し続けた日本代表FWは、どのような決断を下すのだろうか…?チャンピオンズリーグも終わり、南野拓実の周辺が慌ただしく動き出す!

タイトルとURLをコピーしました