元リバプールMFは、ベンチ外が続いた同クラブMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに同情の声!

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The former Liverpool midfielder expressed sympathy for the club's midfielder Alex Oxlade-Chamberlain, who has been off the bench チーム

今季のリバプールの快進撃は、誰の目にも明らかだった。カラバオカップでの優勝を皮切りに、FAカップまでも制覇。国内リーグ2冠を達成し、プレミアリーグ最終節には、試合時間70分くらいまでどちらが勝つかわからないほどの優勝争いを演じてみせた。

チャンピオンズリーグでも決勝まで進出したリバプールを支えたのは、バックアップメンバーであり、若き選手たちだ。カップ戦では控え選手たちが結果を残し、若手選手たちも起用に応え続け、レギュラー組を休ませることに成功。

結果的に、シーズン終盤までコンディションを維持し、持ち前の勝負強さで難しい試合でも勝ち切ってきた。ただし、戦力が厚いことは、決して良いことだけではない。あまり試合に出られない選手たちの存在があることは事実であり、到底納得のいくものではないだろう。

そのうちの一人が、元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンだ。2017年にアーセナルからリバプール移籍を果たし、加入初年度は見事なパフォーマンスを披露し、フロントスリーともさすがの連携を見せ、印象的なゴールも奪った。

しかし、大怪我が元アーセナルMFのキャリアを狂わせた。翌シーズンのほとんどをピッチ外で過ごし、2019-20シーズンには完全復活を遂げたものの、以前のようなプレーぶりを発揮できずに苦しい日々は続く。

その間には、ナビ・ケイタやチアゴ・アルカンタラが加入し、アカデミーからカーティス・ジョーンズが昇格。今季は完全に序列で遅れをとってしまい、カップ戦の数が少なくなったシーズン後半戦にはベンチにすら入れずに、試合を観戦している。

それでも、モハメド・サラーやサディオ・マネがアフリカ選手権でチームを離れている期間には、貴重なゴールを奪うなど活躍を見せていたリバプールMFに対して、同じく怪我で苦悩した元リバプールで、現在ブライトンに所属するMFアダム・ララーナが同情の声を口にしている。

「アレックス・オックスレイド=チェンバレンにとって、この数ヶ月は厳しいものだった。」

「関与していない… 私自身もそうでした。プレーをしたいがために、自分のエゴをコントロールするのは難しいよ。」

「自分が情けなくなる。時には、行動しなければならないこともある。落ち込んでいるときは、チームメイトをサポートするために勇敢な顔をしなければならない。そして、それを誇りに思えばいい。」

「シーズンの終わりには、彼は貢献した。今年1月のアフリカネイションズカップ期間に、彼は信じられないようなパフォーマンスを見せた。重要なゴールを決めてくれたし、大きな貢献をしてくれた。」

「彼がベンチで、選手たちと一緒に祝っているのを見るのは素晴らしいことだよ。」

BBC Radio 5 Live Sport

2023年までリバプールと契約を結ぶアレックス・オックスレイド=チェンバレンだが、契約更新はないとの見方が大半だ。つまりは、今夏の移籍市場での売却が現実的で、今シーズンがリバプールでの最後のシーズンとなるだろう。

中盤やウイングとさまざまなポジションをこなし、チームを勝利に導いてきた “チェンボ” の新天地での躍進を期待しつつ、感謝の気持ちを表現したい…

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