今週中に決着!?アバディーンが若手DFカルヴィン・ラムゼイの去就について決断へ

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Decision this week! Aberdeen to make a decision on the departure of young defender Calvin Ramsey 移籍

過去数シーズンに渡り、リバプールの右サイドバックはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの独壇場だ。世界的なサイドバックに成長した同選手は、守備面も改善を遂げ、さらに完璧なディフェンダーになりつつある。

そのバックアップは、誰にとっても骨が折れる仕事になる。最もバックアップとして定着に近づいたのが、ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ。豊富な運動量でアップダウンを繰り返し、攻撃にも積極的に参加するものの、ポジショニングなど守備における対応はたびたび批判の的になってきた。

プレー時間を確保するためにも、今季の後半戦をフラムFCで過ごし、大活躍したフラムに完全移籍で戻る可能性が高まっている。シーズン後半には、ジェームズ・ミルナーやジョー・ゴメスが担当したが、ともに本職ではなく、サイドバックとしてどこか物足りなさを感じさせる。

若手には北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが控えるが、まだまだ線が細く、トップチームでの戦いには耐えきれない。来季には手薄になることが予想される右サイドバックに、リバプールはアバディーンに所属するスコットランドU-21代表DFカルヴィン・ラムゼイを最優先として獲得に動いている。

同ディフェンダーは、今季ブレークを遂げた。スコティッシュ・プレミアシップで22試合に出場し、5アシストを記録。18歳でトップチームに帯同し始めたばかりとは思えない見事なパフォーマンスを披露し、ボローニャ(イタリア)やニューカッスル・ユナイテッドも関心を示している。

『Football Scotland』によれば、アバディーンは今週中にスコットランドU-21代表DFの去就について決断を下す見込みで、現時点ではリバプールが獲得レースで先頭を走っているようだ。トッテナム・ホットスパーもスカウトを送る中、アンフィールドでのプレーが近づいている。

ユルゲン・クロップ監督のサッカーに適応せねばならず、またプレミアリーグの激しいサッカーにも対応しなければならない。まだ体も出来上がっていないため、それをカバーする技術を身に付けねばならず、すぐさまバックアップを担当するのは難しい気もする。

まずは、プレシーズンでしっかりとリバプール戦術を理解し、それを体現する。そして、カップ戦や途中出場で徐々に慣らしていき、シーズン後半戦から少しずつバックアップの役割を任していくのが現実的か。

いずれにしても、まだ移籍が決定したわけではない。リバプール移籍が近づいているとも言われるが、正式発表までは何が起きても不思議ではない。はたして、アバディーンDFカルヴィン・ラムゼイの新天地はどこになるのだろうか…?

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