夏休みの期間を経て、プレシーズンが始まったリバプール。ネーションズリーグや国際試合に出場した選手たちが遅れて合流する中で、それ以外の選手たちがAXAトレーニングセンターで始動。今後はバンコクやシンガポールを巡りつつ、コンディションを整えていく。
昨シーズンには右ウイングから中盤にコンバートされ、怪我するまで絶好調を維持していたイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオット。今季からは背番号が “19” に変更され、さらなる活躍が期待される。
大きなポテンシャルを持つ元フラムMFは、新戦力の加入を大歓迎している。チームをさらなる高みに押し上げてくれるとしつつ、かつてフラムの下部組織で一緒にプレーしていたポルトガルu-21代表MFファビオ・カルヴァーリョを手放しで大絶賛している。
「新たな選手たちが入ってきたことで、グループとしての才能がさらに高まったね。」
「彼らは “チーム” として、”チームメイト” として、そして “人” として、僕らを助けてくれるはずだ。」
「だから、新戦力の加入は良いことだし、いつものように、彼らの面倒を見て、チームに馴染めるようにサポートするつもりだ。特にファビオ・カルヴァーリョは、最後に会ってから、そして一緒にプレーしていた頃から、ずいぶん時間が経っているんだ。」
「彼はすぐにその才能を発揮し、リバプールやファンに、なぜ彼と契約したのかを示すだろう。」
「もうすぐ彼と一緒にプレーできることがとても嬉しい。彼らがどのように活躍し、調子を上げていくのか、ただただ待ち遠しいんだ。」
「公平に見ても、彼（ファビオ・カルヴァーリョ）はすべてをもたらしてくれる。」
「素晴らしい姿勢で、センスも技術も決断力もあり、得点もアシストもできるんだ。」
「彼は僕の目から見ても完璧な選手だし、彼を迎え入れることで、僕らもより良い選手になれる。彼もより良い選手になれるだろうね。」
「久々の再会で、彼とピッチを共にし、昔のような連携が図れるね。ほんとうに待ち遠しいよ。」
「そして、なぜ彼と契約したのか示せればいいね。」
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日本代表FW南野拓実やベルギー代表FWディボク・オリギらが退団し、アレックス・オックスレイド＝チェンバレンの去就もいまだに揺れている。本来のポジションでもあるウイングでのプレーも増えそうだが、巧みなドリブルと正確なパス能力でチームを勝利に導く。
そして、未来を担うであろうファビオ・カルヴァーリョらとともに、新たなフロントスリーならびにインサイドミッドフィルダーを形成し、新時代の主力として活躍。近年の躍進のように、数々のタイトルを獲得する中心人物のひとりとして、イングランド代表でも欠かせない選手に成長してくれる…と信じている…