2020年にウルバーハンプトン・ワンダラーズからリバプールに移籍したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。強力フロントスリーを物ともせず、高い得点能力で貴重なゴールを決め続け、昨シーズンはセンターフォワードとして、レギュラーの座を奪った。
足首を負傷した影響に加えて、冬の移籍市場で加わったコロンビア代表FWルイス・ディアスが目覚ましい活躍を見せたことで、シーズン後半戦はベンチに座ることしばしば。それでも、出場した試合ではしっかりと結果を残しており、前線ならどこでもプレーできる柔軟性は欠かせない存在となっている。
リバプールでは通算85試合34ゴール9アシストを挙げ、アンフィールドで実力をいかんなく発揮。サディオ・マネが去ったチームにおいて、昨季のプレミアリーグ得点ランキング6位を上回るような活躍が期待される。
ここまでの活躍により、リバプールは同選手と新契約を望み、交渉を続けていたが、ついに契約締結に至った。契約期間は5年間で、2027年までクラブでプレーすることに。ポルトガル代表フォワードは今回の契約に喜びの声を挙げ、新シーズンに意欲を見せた。
「本当に誇らしいことだ!と言わざるを得ない。」
「2年前に加入して以来、このチームの中で重要な選手であることを証明してきた。それは最初から望んでいたことだね。」
「いま、新たな長期契約にサインしたことは、クラブの立場からすれば、選手としての自分を信頼してくれている証拠だ。僕にとっては、しばらくここにいることが確定して、本当によかった。」
「だから、新しいシーズンの始まり、やってやろうじゃないか。」
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クラブでのシーズンも終わり、ポルトガル代表の一員としてネーションズリーグに臨んだ。その試合でハムストリングを痛め、夏休みを挟んでも回復せず。再発防止のためにも、慎重な対応を余儀なくされ、プレシーズンはリハビリに費やされた。
昨シーズンの終了からプレシーズンまでを振り返り、痛みがぶり返した背景を告白。しかし、新シーズンに向けて、気持ちを高めており、4冠を目指して戦った昨シーズンの再現を目論んでいる。
「残念ながら、ポルトガル代表でのシーズン最後の試合で負傷してしまい、プレシーズンは台無しになった。プレシーズンに戻ってきたときに、また少し痛みを感じたんだ。だから、あと2、3週間はかかると思う。」
「昨年もそうだったように、すべてを狙うようなことを、もう一度やりたいし、今度はもっとうまくやりたい。」
「その意欲が僕を前進させ、チームメイトやスタッフも同じ思いだと思う。タイトルを争うために、僕らにはすべてがあるんだ。」
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