解任されたスティーブン・ジェラード監督に対して、ユルゲン・クロップ監督が残した言葉とは!

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What Jurgen Klopp had to say to sacked manager Steven Gerrard 未分類

圧倒的な成績を収めていたレンジャーズから、昨シーズン途中にアストン・ヴィラに引き抜かれたスティーブン・ジェラード監督。就任当初こそ存在感を放ち、チームを上昇気流に乗せたものの、少しずつ低迷。プレミアリーグ14位でシーズンを終えた。

今季はプレシーズンからチームを作れることに加えて、大型補強を敢行。ディエゴ・カルロスやブバカル・カマラ、レアンデル・デンドンケルらを獲得し、フィリペ・コウチーニョも完全移籍に切り替えて、新シーズンに向けて準備万端のはずだった。

しかし、蓋を開けてみると昨季以上に低調なパフォーマンスに終始。ディエゴ・カルロスが早々に怪我で離脱してしまった影響がなわけではないが、スコットランド時代からアシスタントコーチを務めたマイケル・ビールがQPRに引き抜かれたことで、チームとして何をしたいのかが見えずにチグハグな戦いが続く。

わずか2勝に留まり、得点も7ゴールしか奪えていない。所属する選手のネームバリューからして物足りない成績に、アストン・ヴィラ上層部はフラム戦での敗戦をもって解任すること決定。リバプール次期監督とも謳われていたジェラード監督は現場を後にした。

今回の決定には、ジェラード監督がアカデミーで監督をしていたときに、トップチームで監督を務め、現在もリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は必ず戻ってくるだろうと復活を期待する内容のコメントを残している。

「彼はきっと復活してくれる、と信じています。リバプールで7年間を過ごし、理由は違えどたくさん会ったわけではないけど、親密な関係を保ち、ずっと彼のことを追いかけてきた。今朝、簡単なやりとりをしたが、特に深い意味はないよ。」

「アストン・ヴィラで成功を収めたかっただけに、彼にとっては残念なことだと想像できる。私たちは皆、ショックを受け、それにどう対応するかが重要だ。こういうことは起こりうる。多くの偉大な監督たちが、さまざまな理由でクラブを去らねばならなかった。彼は戻ってくるだろう。」

初めてのプレミアリーグ挑戦は選手時代とは違いほろ苦いものとなった。戦術面での成熟は必須で、アシスタントコーチ任せからの脱却が必要。すぐに現場復帰するのではなく、一度座学をしっかりと学ぶ時間を置いても良いかもしれない。

いずれにしても、リバプール監督就任からは遠のいたものの、未来が完全に閉じたわけでもない。今後の監督キャリア次第ではクロップ監督の後任として白羽の矢が立つ可能性もあり、今後のジェラード監督の動向には目が離せない…

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