エジプト代表FWモハメド・サラーを牽引するなど、ユルゲン・クロップ監督やオーナー陣と連携して、的確な補強を繰り返し、リバプールを世界でもトップランクのクラブに押し上げたマイケル・エドワーズ元SD(スポーツディレクター)。
昨シーズン限りでリバプールでの仕事を終え、現在はフリーの状態が続いている。今夏にはチェルシーのフロント加入との報道も過熱したものの、契約までは至らず。しかし、同氏の動向が急激に慌ただしくなっている。
海外メディア『Football Insider』によれば、マンチェスター・ユナイテッドが43歳の敏腕スポーツディレクターとの契約に迫っており、同クラブは “非常に魅力的なオファー” を提示している。また、来夏から始動することについても前向きのようだ。
高い交渉力に加えて、多額の売却益ももたらせる。フィリペ・コウチーニョの売却は語り草になっており、バルセロナにとっては忘れたい過去だ。
マンチェスター・ユナイテッドは過去数シーズンに渡って大金を使うが、ハマらない選手ばかりを獲得。結果が出せないため安く手放し、チームの成績も向上しない状態を繰り返した。エリック・テン・ハフ新監督のもとで復調の兆しを見せるが、総合力では地元のライバルチームに遠く及ばない。
多額の給与や移籍金も出せるため、リバプールとはまた違った移籍方針のもとでの再出発になるかもしれない。選手レベルでは禁断の移籍で、実際にマンチェスター・ユナイテッドとの契約となれば、ソーシャルメディアは荒れそうな気もする。
アンフィールドであれだけ功績を残しただけにあまり選択して欲しくはない次のステップだが、やはりお金の魅力には勝てないのだろうか…?