この夏の移籍マーケットにおいて、終了が迫ったタイミングで新たなミッドフィルダーを獲得するために乗り出したリバプール。後任が獲得できないなどの理由から有望な中盤選手を補強するに至らず、ユベントスで戦力外となっていた元ブラジル代表MFアルトゥールを迎え入れた。
しかし、この補強はうまく行かず。出場はチャンピオンズリーグでの13分間のみ。コンディションを取り戻すためにアンダーカテゴリーの試合に出場し、トップチームでの出番を虎視眈々と狙っていた矢先、怪我を負ってしまい貢献できずにいる。
ところが、ついに復帰の時期が迫っている。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、今月末での復活に向けて検査結果がポジティブであり、新たな検査も近日中ないし今後の数週間で実施される見込み。当初予想されていた時期よりも早めにピッチに立てる想定のようだ。
Positive news for Arthur Melo. Brazilian midfielder will try to be back within the end of the month after first, positive medical check. 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) December 11, 2022
New tests have been already scheduled in the next days/weeks but Arthur is pushing to return earlier than expected. pic.twitter.com/gozojkr1f8
バルセロナ時代には中盤で類稀なるパスセンスを発揮し、攻撃にリズムを作っていただけに、当時のパフォーマンスを取り戻せれば、シーズン後半戦で周囲の評価を覆すかもしれない。ひいては、買取オプションを行使させるだけのプレーを、ユルゲン・クロップ監督に見せ付けられるだろうか…?