2008年にブラジルからリバプールに加わり、守備的ミッドフィルダーとして2017年までプレー。アンフィールドでは献身的なプレースタイルに加えて、的確なポジション取りと落ち着いた精神力で、フィジカルに恵まれたわけではないが、プレミアリーグで247試合に出場した。
2017年の夏には、ラツィオに新天地を求めると、初めてのイタリアの地でも活躍。5シーズンに渡って、中盤の底で重要な役割を担い、チャンピオンズリーグなど含めて198試合で出番を得た。ブラジル代表としても22試合に出場しており、人間性の高さも評価され続けている。
今年の夏には古巣グレミオに戻ると、昨シーズンは17試合で3得点を記録。今季もピッチでの輝きが期待されていた35歳ミッドフィルダーだが、プレシーズンキャンプに臨むために受けた定期検診で心臓の鼓動に懸念が見つかり、トレーニングを外れて検査や治療に専念することとなった。
「グレミオ医療部門は、ルーカス・レイバがシーズン前の定期検査で心拍の変化を指摘され、その結果、補完的検査とその治療が終了するまで身体活動を控えることを報告します。」
O Departamento Médico do Grêmio comunica que o atleta Lucas Leiva apresentou, nos exames de rotina da pré-temporada, um quadro de alteração do ritmo cardíaco sendo, por consequência, afastado de atividades físicas até a conclusão de exames complementares e tratamento do quadro. pic.twitter.com/eshY9QYbzt
— Lucas Leiva (@LucasLeiva87) December 13, 2022
心臓に関わる事象だけに、無理をして欲しくはない。元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロはマンチェスター・シティからバルセロナに移籍したシーズンに不整脈が見つかり、そのまま引退を余儀なくされるほど慎重な対応が求められる。
35歳でまだまだプレーできる年齢ではあるものの、しっかりと治した上でトレーニングに復帰してもらいたいところだ…