2022年の冬にポルトからリバプールに加わったコロンビア代表FWルイス・ディアスは、すぐさまクラブに馴染む。まるで何年も在籍していたかとも思うほどに見事な連携で、サディオ・マネやモハメド・サラーらとともにゴールを陥れた。
セネガル代表FWがバイエルンに移籍し、得点源として期待がかかる同ウィンガーは、全体的にパフォーマンスが上がらなかったリバプールにおいて好調を維持。ここまで12試合4ゴール3アシストを記録したが、プレミアリーグ第10節アーセナル戦で負傷してしまい、12月末まで復帰は難しそうだ。
守備時にもアグレッシブにプレスを行え、サポーターからも愛される元ポルトFWは、いつの日かスペインの地でプレーしたいと口にした。ただし、現時点ではアンフィールドで多くのタイトル獲得に燃えており、リバプールに感謝の気持ちも明かしている。
「家族がいつも関心を持っているスペインのクラブでプレーしたいが、それはどちらかというと子供じみた夢だ。」
「今は、世界最大のクラブの “ひとつ” であるリバプールでトロフィーを掲げ、歴史を刻むことだけを考えている。彼らが与えてくれたチャンスにとても感謝しているよ。」
SoHo
次世代フロントスリーのひとりとして欠かせない選手になったルイス・ディアス。復帰後は自慢のドリブル突破でチャンスを作り出し、スピードを持ったディフェンスラインの裏への抜け出しで決定機を物にしてくれるはず。
ダルウィン・ヌニェスが徐々にチームに馴染んでおり、モハメド・サラーもゴール前での決定力が戻ってきているだけに、ロベルト・フィルミーノやディオゴ・ジョッタらが織りなす攻撃はさらに危険度を増すだろう。
南米の選手だけに、ラ・リーガでのプレーを夢に見るのは必然とも言える。長い間アンフィールドでプレーしてもらいたいが、将来的には移籍するにしても、プレミアリーグやチャンピオンズリーグといったタイトルをクラブにもたらし、高額な移籍金を残していってもらいたいのが正直なところ。
コロンビア代表FWは今後リバプールでどのような活躍を見せるのか、そしてチームを勝ちに導くことができるのか…?