フィオレンティーナにモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト売却の意思なし!?リバプールからの関心も…

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Fiorentina have no intention of selling Moroccan midfielder Sofyan Amrabat! Interest from Liverpool also... 移籍

カタールW杯では戦前の予想を覆し、ベスト4まで進出したモロッコ代表。得点数こそ多くないが、強固なディフェンスラインにビッグセーブ連発のゴールキーパーが得点を許さずに、見事な勝ち上がりを見せた。

そんなチームの中盤の底で精力的に走り回り、攻守両面で効果的かつ豊富な運動量で顔を出し続けたフィオレンティーナMFソフィアン・アムラバト。タックルやインターセプトからのボール奪取は素晴らしく、大会を通して、その評価は上昇し続けている。

新たなミッドフィルダー探しを活性化させているリバプールに加えて、アトレティコ・マドリードやバルセロナなど新天地候補が連日のように報じられている中、モロッコ代表MFは残留せざるを得ない可能性が出てきた。

イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、所属するフィオレンティーナは同選手の売却に前向きではなく、この冬の移籍市場を越えてもセリエAに留めたいようだ。

ワールドカップで一躍トッププレーヤーの仲間入りを果たした26歳ミッドフィルダーだが、同国代表として通算46試合に出場。所属クラブではこれまで78試合でピッチを踏んでおり、1ゴールを決めている。

同クラブとしても関心が過熱している状況で売却した方が、高い移籍金で放出できるため、後釜さえ確保できれば、このタイミングでの売却が理にかなっている。また、クラブとの契約も2024年までとなっており、来夏の移籍マーケットでは評価額が多少下がってしまう確率もあり、早く放出すべきだろう。

リバプールに移籍した場合には、ブラジル代表MFファビーニョがおり、ベンチに座る時間が多くなると推察される。対人守備にも強く、プレミアリーグに適応できる見込みは高いものの、モロッコ代表のように引いて守ることが少ないリバプールだと役割は少し異なり、どこまで活躍できるかは不透明。

同じようなポジションで言えば、より器用なアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスやエクアドル代表MFモイセス・カイセドあたりの方がフィットしそうだ。ともに、インサイドミッドフィルダーとしてもプレーできるだけの素養を兼ね備えており、優先度が高くても不思議はない。

とはいえ、リバプールが強い関心を抱いていると噂されており、この夏で退団見込みのギニア代表MFナビ・ケイタや元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンらの穴を埋めるには十分な戦力になる。

日に日に報道されている内容が移り変わる中、モロッコ代表MFはこの冬に移籍するのだろうか…もしくは、イタリアに留まるのだろうか…?

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