リバプールMFステファン・バイチェティッチが語る、元プロサッカー選手である “父の存在” とは!?

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Liverpool midfielder Stefan Bajcetic talks about his 'father', a former professional footballer! スター候補生

セルタ・デ・ビーゴの下部組織で育ち、2021年1月にリバプールに加入した弱冠18歳MFステファン・バイチェティッチ。今シーズンはプレシーズンで印象的なパフォーマンスを見せ、中盤の負傷者の多さも相まって、トップチームに帯同。

プレミアリーグでは9得点で快勝したボーンマス戦でリーグデビューを飾ると、2022年9月にはチャンピオンズリーグ・アヤックス戦でたった1分間だったものの、ヨーロッパ最高の舞台に立った。カラバオカップ・ダービー戦ではフル出場を果たし、攻守両面で落ち着いたプレーを披露している。

そんな同選手には、レッドスター・ベオグラードやブラガ、セルタ・デ・ビーゴでプレー経験を持つ元プロサッカー選手の父親、スルジャン・バイチェティッチがいる。選手として大成したわけではないが、厳しいプロの世界で戦ってきた父親は若きミッドフィルダーには重要な存在であると語った。

「父は、今の僕がいるところで、レギュラーとして高いレベルでプレーしてきたので、私にとってとても重要な存在だ。」

「経験があるからこそ、厳しい状況にどう対処すればいいかを知っている。嫌なことがあったとき、どう対処すればいいかを知っているので、よくいろいろと聞いている。」

LFC公式サイト

リバプール加入当初はU-18やU-23でセンターバックとしてプレーしていたが、徐々に守備的ミッドフィルダーにコンバート。適切なポジショニングと試合を読む能力が高く、ボール奪取に貢献する一方で、前線にも正確なパスを通し、攻守にバランスをもたらす。

ステファン・バイチェティッチは、ディフェンスもオフェンスも好きであることを明かしつつ、両方に絡める現在のポジション(守備的ミッドフィルダー)を気に入っているようだ。

「僕はもともとかなりディフェンシブな選手で、守るのも好きだけど、チャンスがあれば攻めるのも好きなんだ。あそこ(アンカー)でプレーすることで両方できるチャンスがあることを意味する。アカデミーのスタッフから受けた影響はとても大きいんだ。」

チャンピオンズリーグではアヤックス戦のデビューに続き、アウェイでのアヤックス戦とホームでのナポリ戦でも出番を得た。合わせたプレー時間は決して長くはないが、同大会でのプレー、そしてそれをリバプールとともにプレーできたことは喜びだったと、赤裸々に語っている。

「チャンピオンズリーグでプレーすることは子供たちの夢であり、それがリバプールのような世界最大級のクラブで、しかもチャンピオンズリーグで最も成功しているクラブの一つであれば、なおさらだね。だから、いい夜だったよ。」

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周りには経験豊富なベテラン選手に加えて、世界でも有数のアンカー・マンであるブラジル代表MFファビーニョがいる。若手選手にとってはこれ以上ないほどの良い環境で、今後の成長には期待が集まる。

数年後には、レギュラーとしてピッチで輝くスペインU-19代表ミッドフィルダーを見ることができるかもしれない…

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