リバプールはロドリゴ争奪戦でもレアル・マドリードに負けていた!?昨夏はオーレリアン・チュアメニ獲得ならず…

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Liverpool were also beaten by Real Madrid in the battle for Rodrygo! Last summer, they failed to acquire Aurelién Tchouaméni... 移籍

ユルゲン・クロップ監督が就任して以来、スカウト部門とオーナー陣と抜群の連携で、的確な補強でチーム力を高め続けたリバプール。近年もイブラヒマ・コナテやルイス・ディアスらレギュラークラスの選手たちを獲得する一方で、スタメンを期待されたナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらはレギュラーに定着できず。

主力選手の入れ替えがなかなか進まずに、30歳を超えた選手たちには衰えが目立つ。本来のサッカーを展開できないことで、今シーズンは多くの試合で苦戦を強いられている。

中盤のスタメンで唯一20代のブラジル代表MFファビーニョは動きが鈍く、これまでのようなボール奪取やパス回しが期待できない。こうした状況で悔やまれるのは、昨夏の移籍市場でフランス代表MFオーレリアン・チュアメニを逃したこと。

最終的にレアル・マドリードに加わった同ミッドフィルダーはカタールW杯でも負傷者が続出したフランス代表を中盤の底から支え、2大会連続での決勝進出に貢献。英『Liverpool ECHO』イアン・ドイル記者によれば、この移籍だけでなく、ブラジル代表FWロドリゴ争奪戦でも、レアル・マドリードに敗れていたようだ。

「リバプールは、ロドリゴがレアル・マドリードに行く前から獲得に興味を持っていた。」

「それ(南米)は彼らが見ている市場だが、明らかにスペインとポルトガルのクラブは、この地域との歴史的なつながりから優位に立っている。」

2019年の夏に、3950万ポンド(約55.3億円)もの移籍金を引き換えに、サントスからスペインに降り立った同ストライカー。加入当初こそポテンシャルを発揮できずにもがいていたが、昨シーズンから指揮を取るカルロ・アンチェロッティ監督が就任してから、ジョーカー的な役割で存在感を高めた。

今季はスタメンでの出場も増えており、カタールW杯でもスタメンではなかったが、クロアチアに敗れるまで全試合で途中出場。まだ22歳ということもあり、同じくレアル・マドリードに所属するFWヴィニシウスとともに、ブラジル代表の未来を担うひとりだ。

過去を振り返っても仕方なく、獲得レースはどんな選手であれ存在している。潤沢な資金力を持たないリバプールは取捨選択が余儀なくされ、誰でも獲得できるわけでない。そんな中でも、巧みな交渉術を用いて、数多くの素晴らしい補強を繰り返してきた。

クラブ売却やジュリアン・ウォードSDの退任など未来は不透明であるものの、ここまで培ってきたチーム力で、ふたたびプレミアリーグを争うクラブに立て直してくれるはずだ…

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