ポルトガルからの補強は続く…?リバプールがスポルティングDFゴンサロ・イナシオに “スカウト” を派遣か

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Reinforcements from Portugal continue...? Liverpool sends "scout" to Sporting defender Gonzalo Inácio? 移籍

オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクやブラジル代表GKアリソン・ベッカーが加入し、世界でも屈指のディフェンスラインを作り上げたリバプール。高すぎるほどのハイラインでコンパクトさを保ち、裏へのボールは各ディフェンダーの身体能力やアリソンの絶妙な飛び出しで防いできた。

しかし、今シーズンは守備陣が崩壊気味だ。毎試合のように先制ゴールを奪われ、複数失点を許す試合も少なくない。ファンダイクやジョエル・マティプが31歳になり、全盛期のパフォーマンスを見せられず、チーム全体の調子も悪いこともあって、最終ラインを簡単に突破されることもしばしば。

ディフェンダー陣を引っ張るオランダ代表センターバックは来シーズン以降も中心的存在になるだろうが、元シャルケDFには放出の噂も出始めており、入れ替えの時期が近づいているのかもしれない。

ポルトガル紙『Correio da Manhã』によると、リバプールはスポルティングに所属するポルトガルU-21代表DFゴンサロ・イナシオに関心を抱いており、プリメイラ・リーガの試合にスカウトを派遣したようだ。

現代のセンターバックに求められるスピードやボールコントロール、前線へのフィードを高いレベルで兼ね備えたスポルティングDFは、所属クラブでレギュラーを張っており、今シーズンはすでに33試合でプレーしている。

21歳センターバックの現行契約には契約解除条項が含まれていると言われ、4000万ポンド(約56億円)の移籍金が設定されている模様。他にも名前が挙がる…ヨシュコ・グヴァルディオル(RBライプツィヒ)やアントニオ・シウバ(ベンフィカ)に比べると割安での獲得が可能だ。

ただし、リバプールが補強を狙うのは、あくまで中盤が最優先。ジュード・ベリンガムを筆頭に、最低でも2〜3枚のミッドフィルダー獲得が見込まれており、新たなセンターバックに回せる資金が用意できるかは疑問符。

一方で、爆買いを進めるチェルシーを中心に、マンチェスター・シティやユナイテッド、アーセナル、トッテナム、ニューカッスルらと戦うためにも積極的な補強は避けられずに、この夏に一気に資金を投入し、世代交代を推し進めるのも “ひとつの手” と言える。

はたして、リバプールは新たなミッドフィルダーの他に、センターバックの獲得にも成功するのだろうか…?

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