自分ではなく、ファンダイクの助言を聞いたリバプールFWコーディ・ガクポに…元マンチェスター・ユナイテッドFWが  “おかんむり”

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Liverpool FW Cody Gakpo, who took Van Dijk's advice instead of his own... Former Manchester United FW is "bummed out" 移籍

昨年の夏にはマンチェスター・ユナイテッドやリーズ・ユナイテッド移籍が取り沙汰されたオランダ代表FWコーディ・ガクポだが、当時は交渉がまとまらずにPSVアイントホーフェンに残留。カタールW杯でさらに評価を高めた長身フォワードは、大会後にリバプールにステップアップを果たした。

しかし、過去にマンチェスター・ユナイテッドで多くのゴールを奪い、現在はPSV監督として指揮を執る元オランダ代表ルート・ファン・ニステルローイは自身のアドバイスではなく、代表の同僚でもあるリバプールDFフィルジル・ファンダイクのアドバイスを聞いた同選手にお冠だ。

「(コーディ・)ガクポの夢の行き先はマンチェスター・ユナイテッドで、昨年の8月から(エリック・)テン・ハフと連絡を取り合っていた。」

「私も彼にユナイテッドに入ってほしかった。古巣で大好きだからというだけでなく、リバプールよりも優れていて、選手たちに多くの可能性を与えてくれるからだ。」

「しかし、ユナイテッドは1月にオファーをしなかったので、私は彼に夏まで待つようにアドバイスした。」

「色々あって、彼は私の忠告を断り、自分のチームに誘ってきたフィルジル(ファンダイク)の言うことを聞いた。彼は1月に海外に移籍したいと言ったんだ。」

Sportskeeda

選手本人もマンチェスター・ユナイテッドに移籍すると思っていたと語るほど、同クラブ移籍に近づいていた。アレックス・ファーガソン元監督のもとで、数々のタイトルを勝ち取ってきただけに、現PSV指揮官はユナイテッドを盲目的に肯定しているようだ。

しかし、昨年までの流れや環境を考えれば、リバプールを選んでも不思議は全くない。今シーズンこそ不調に苦しんでいるものの、ファーガソン監督退任以降、成績が安定しなかったルート・ファン・ニステルローイの古巣にも言えること。

多分に感情の入ったコメントで、ファンダイクに取られた…振られた男にも見え、少しみっともない。あくまで、今シーズンだけを見れば、ユナイテッド選択が正しい印象を受けるが、まだ23歳と化けるポテンシャルを有しており、プレミアリーグを代表する選手に成長する時間は残されている。

センターフォワードなのか、左ウイングでの起用かまだ分からない状態だが、モハメド・サラーやサディオ・マネのようにイングランドでゴールを量産し、かつての指揮官を見返してもらいたい…

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