リバプールでは多くのオランダ出身選手がプレーしてきた。サンデル・ヴェステルフェルト、ヤン・クロムカンプ、ライアン・バベル、ボウデヴィン・ゼンデン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム（ASローマ）フィルジル・ファンダイク…若手ではセップ・ファン・デン・ベルフやキ=ヤナ・フーフェル（ストーク・シティ）らもトップチームでのプレー経験を持つ。
印象を残せずにチームを退団した選手から、ワイナルドゥムのようにクラブから愛されつつも退団した選手と活躍ぶりはそれぞれ。若きDFセップ・ファン・デン・ベルフはローン先で経験を培っており、まだファーストチーム定着の可能性がある。
この冬にはPSVでキャプテンまで務めたオランダ代表FWコーディ・ガクポが加入し、新たにオランダ人プレーヤーが誕生。同国出身者の中でも大成功に近い活躍を見せたのが、元オランダ代表FWディルク・カイトだ。
アンフィールドでは通算285試合71ゴール43アシストを記録し、数字以上にボールを追い回す姿は印象的だった。母国クラブで監督経験も有する元リバプールFWは、新加入のコーディ・ガクポに触れつつも、リバプールで最も成功した同国出身選手として、フィルジル・ファンダイクを挙げている。
「コーディ（・ガクポ）が自分の居場所を見つけられることを願っているよ。」
「彼は典型的なリバプールの選手だと思う。たくさんのポジティブなエネルギーを持っていて、多くの仕事をこなし、複数のポジションでプレーすることができる。」
「得点を奪ったことは、彼の自信につながった。彼を本当の意味で判断できるのは、来シーズンのスタート時だけだ。」
「リバプールでの最初の数ヶ月で、僕も6、7キロ体重を落としたよ。」
「チアゴ・アルカンタラはリバプールに来る前からヨーロッパで最高のMFの “ひとり” だったが、彼でさえもイングランドで再び自分のスタイルを見出さなければならなかった。」
「僕にとっては、ジニ（ジョルジニオ・ワイナルドゥム）もクラブで多くの賞を獲得したが、フィルジル（・ファンダイク）はリバプールで最も成功したオランダ人選手だね。フィルジルは今やクラブではセレブリティだよ。」
Voetbal International