『移籍市場で賢く投資する…』 – リバプール・オーナーが語る、”過去” と “今後” に向けた取り組み!

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Investing Wisely in the Transfer Market... - Liverpool owner talks about "the past" and "the future"! チーム

2010年秋、フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)がリバプールを買収したことで、イングランドの名門クラブは新たな時代の幕を開けた。役割を分業制にし、スタジアムの拡充に取り組む一方で、補強部門もテコ入れ。2015年にはユルゲン・クロップ監督を迎え入れ、プレミアリーグを争う基盤が整った。

ブレンダン・ロジャーズ監督のもとでは放出候補にまでなったジョーダン・ヘンダーソンが覚醒し、サディオ・マネやモハメド・サラーらを加えた攻撃陣が圧倒的な得点力で猛威を振るう一方で、フィルジル・ファンダイクやアリソン・ベッカーの補強で守備陣も安定。マンチェスター・シティと壮絶なタイトル争いを繰り広げるチームに様変わりした。

収入面も年々改善し、チームの価値も鰻登り。しかし、昨年11月にはFSGがクラブ売却を目指すことを発表し、ゴールドマン・サックスやモーガン・スタンレーが買い手を募った。投資家としては当然の選択であったものの、好条件での買い手が見つからずに、最近は株式の一部売却することで資金を集める方針に方向転換。

今後もリバプールのオーナーとして、チームの価値アップに取り組むことになったFSGの共同創業者であるジョン・ヘンリー氏は、英『the ECHO』誌との独占インタビューに応じ、2010年からの取り組みを振り返りつつ、引き続き責任を全うする姿勢を示唆。加えて、移籍市場含めて、”賢く” 投資することに集中することを明言した。

「我々は、クラブの潜在的な投資家を特定するプロセスを正式に決定する一方で、クラブの長期的な成功に完全にコミットしている。」

「2010年に買収した初日からずっとそうでした。私たちの日々の努力は、クラブの長期的な健全性と競争力に焦点を当てたものであり、これからもそうであり続けるでしょう。クラブへの投資は、決して短期的なものではない。このアプローチで、しばしば忍耐を必要としながらも、長期にわたって成功を収めてきた。」

「リバプール・フットボール・クラブに関して、我々のコミットメントはこれまで以上に強いものです。クラブは、グラウンド内外で青少年の育成に大きな成果を上げ続けています。私たちの財団は十分にサポートされており、個人的に、かつ累積的に、できるだけ多くの小さな親切心を求めながら、さまざまな方法でその活動の重要性を静かに拡大し続けています。」

「監督、選手、そしてクラブスタッフから経営陣に至るまで、このクラブの人々は地元でクラブに貢献し、クラブの素晴らしい歴史を維持し、サポーターが誇りに思えるような形で新しい歴史を作ることに同じように取り組んでいます。」

「このクラブの一員であることは、誰にとっても当たり前のことではない。」

「リバプール・フットボール・クラブでは、責任ある態度で建設を続けている。」

「私たちは、(過去のリバプールも含めて)多くのサッカークラブが持続 “不” 可能な道を歩むのを見てきた。これまでも、そしてこれからも、移籍市場で賢く投資することに注意を払いつつも、我々のチームに大きな誇りを持ち続けている。」

「同時に、私たちはトレーニング施設、メインスタンド、そして現在はアンフィールドロードのスタンドに投資を続けています。これらはすべて、私たちの決意と、フェンウェイ・スポーツ・グループがこの偉大なクラブに対する責任をいかに真剣に受け止めているかを物理的に反映したものです。」

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