アダム・ララーナやジョルジニオ・ワイナルドゥムらが去り、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらもベテランの仲間入りを果たし、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド＝チェンバレンらが期待ハズレに終わった結果、中盤の世代交代が急務のリバプール。
10代のハーヴェイ・エリオットやステファン・バイチェティッチらも台頭しているものの、まだまだ経験不足。大舞台でも実績のある若きミッドフィルダー獲得は最優先の課題であり、そのトップターゲットとして挙げられているのが、ボルシア・ドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。
マンチェスター・シティやレアル・マドリードとの争奪戦が伝わる中、カタールW杯でも大活躍した19歳ミッドフィルダーはチャンピオンズリーグでの経験も豊富。ブンデスリーガではすでに122試合に出場し、CLでは23回もピッチに立っている若き逸材は、リバプールにとっては喉から手が出るほど欲しい人材。
選手本人やその家族はアンフィールドでのプレーを希望しているとの噂も流れ、レアル・マドリードがドルトムントの要求額を出すつもりはないとの報道も出回っている。
イングランド代表では同僚のリバプールDFトレント・アレクサンダー＝アーノルドは同国代表MFの獲得について尋ねられると、笑顔を浮かべながら、その高い能力を手放しで称賛した。
「そうだね。」
「彼はあの年齢からしたら、信じられないような選手だ。心の奥底では、彼だけが自分の天井を知っているのだと思うし、そんなものはないかもだけど、彼は望むものを成し遂げられるよ。彼はそのために必要なものをすべて持っている。」
「彼は見ていても楽しい選手の “ひとり” だね。無限大の可能性を秘めた偉大な選手であり、人間性も素晴らしいよ。」
JOE