スカウトからは “ポジティブな” レポートのみ…リバプールがコロンビアU-20代表DFケビン・マンティーリャに注目か?

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Only "positive" reports from scouts... Liverpool looking at Colombia U-20 defender Kevin Mantilla? 移籍

ユルゲン・クロップ監督の第一次政権が終焉を迎え、世代交代の波が押し寄せるリバプール。昨シーズンには4冠を目指したチームにも関わらず、今シーズンはプレミアリーグでも優勝争いどころか、チャンピオンズリーグ出場権すら手に入れられるか分からない順位に沈んでいる。

ミッドフィルダーの高齢化が叫ばれる中、ディフェンダー陣も組織的な守備が出来ておらず、簡単に失点を許すシーンも多い。フィルジル・ファンダイクも全盛期に比べると、パフォーマンスレベルは低下しており、同い年のジョエル・マティプは判断ミスが目立っている。

オランダ代表DFは守備陣の中心的な存在であり、容易に放出することはあり得ないが、元カメルーン代表DFはその限りではない。来年には32歳になることもあり、新たな世代へのバトンタッチを考える時期に差し掛かっている。

ゴンサロ・イナシオ(スポルティング)やジャラッド・ブランスウェイト(エバートン)らの名前が挙がる中、ギリシャやイタリアなどから関心が届くコロンビアU-20代表DFケビン・マンティーリャ獲得にリバプールも興味を示していると、伊『Tuttomercatoweb』が報じた。

1.85mと決して高身長とまで言えない体躯だが、空中線に強く、南米の選手らしく激しいフィジカル勝負にも臆さない。トップレベルでの経験値こそ少ないが、高いポテンシャルを有し、2023南米ユース選手権でも活躍を見せており、そのパフォーマンスにリバプールのスカウトが太鼓判を押しているようだ。

ただし、イギリスでの労働許可を得る条件には達しておらず、現時点で獲得したとしても起用できない。ベルギーなどビザが比較的容易に取得できるリーグに所属するクラブにレンタルするのも悪くはない。

とはいえ、選手としてはレギュラーで試合に出れるクラブを選択するのは当たり前で、労働許可が降りたとしてもリバプールではベンチ入りすらも難しいだろう。現実路線では、ギリシャやイタリア、ポルトガルにステップアップし、ヨーロッパサッカーを体感するのが先決。数シーズン過ごした後に、ふたたびリバプールが関心を示す可能性は大いにある。

ラテン系の選手が増えつつあるリバプールに、未来のコロンビア代表センターバックが加わる日はやってくるのだろうか…?

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