『私なら、彼を売ろうとする…』 –  元ウェストハム・ユナイテッドFWが、リバプールに中盤の刷新を求める!

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'I would try to sell him...' - Former West Ham United FW wants Liverpool to revamp midfield! 移籍

過去数シーズンに渡ってスタメンを張ってきたジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、チアゴ・アルカンタラらが30歳前後になり、中盤での激しいプレッシングが見れなくなった今シーズンは、まさに過渡期を象徴するシーズンとなっている。

中盤の入れ替えは喫緊の課題となっており、この夏にリバプールは新たなミッドフィルダー獲得に動き出す。ジュード・ベリンガムを始め、ヨーロッパで実績を残している選手たちの名前がメディアを賑わせている。

現役時代にはウェストハム・ユナイテッドやセルティック、アストン・ヴィラでプレー経験を持つ元スコットランド代表FWフランク・マカヴェニーは、リバプールの補強プランに持論を展開し、ブラジル代表MFも売却すべきと主張している。

「誰が入ってくるかによる。(ジョーダン・)ヘンダーソンはもう若くはないし、ファビーニョもそうだ。チアゴ(・アルカンタラ)は素晴らしい才能を持っていて、ヘンダーソンよりも優れた選手だね。」

「ヘンダーソンは素晴らしい仕事をしてきたし、これからもその仕事を続けていくだろうが、ずっとプレーすることはできない。ファビーニョを引き留めるのか、それともお金を得ようとするのか、私にはわからない。私なら、彼を売ろうとするだろう。中盤は刷新される必要があると思う。」

Football Insider

最近の試合で少しずつ上り調子になっているものの、今シーズンのファビーニョの出来は期待に届いていない。ボールへのアプローチが遅く、簡単に突破を許すシーンも多く、失点が嵩んでいる原因の一端となっている。

18歳MFステファン・バイチェティッチの急成長に伴い、ベンチに座る時間も少なくなかったが、ユルゲン・クロップ監督からの信頼は厚く、徐々にポジションを奪い返しつつある。

ただし、すでに29歳と大台を目の前にしており、今季のパフォーマンスだけを評価し、限界が近づいていると判断した場合には、売却もやむなし。プレミアリーグだけではなく、チャンピオンズリーグでも経験豊富なアンカー・マンだけに、獲得を希望するクラブは現れるだろう。

しかし、問題となるのは移籍金の額。2026年までと契約期間は残っているが、年齢が年齢なだけに高額な評価額は期待しにくい。まして、ナビ・ケイタらが退団濃厚な中、中盤の枚数が最大3枚も少なくなる夏において、実績十分なブラジル代表ミッドフィルダーを手放す決断はしづらい。

はたして、リバプールはこの夏の移籍マーケットでどのような立ち回りを演じるのだろうか…?

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