元ドイツ代表MFサミ・ケディラの弟…ユニオン・ベルリンMFラニ・ケディラに、リバプールとトッテナムが関心!?

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Brother of former German midfielder Sami Khedira... Liverpool and Tottenham interested in Union Berlin midfielder Rani Khedira! 移籍

ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンが今夏にフリーで退団予定。ジェームズ・ミルナーも契約満了に伴い、チームを離れる可能性があるリバプールは、即戦力級のミッドフィルダーを新たに複数人獲得する見込みだ。

ジュード・ベリンガムやマテウス・ヌネスらを本命に、数多くのミッドフィルダーへの関心が伝えられるリバプールだが、過去にドイツ代表としてW杯制覇も経験したことのある元レアル・マドリードMFサミ・ケディラの弟で、現在ウニオン・ベルリンでプレーしているMFラニ・ケディラに関心を示していると、海外メディア『90min』が報じた。

今シーズンも同クラブのレギュラーとして活躍する守備的ミッドフィルダーは、所属クラブとの契約が今季限りとなっている。29歳とトップクラブに移籍するには最後のチャンスであり、 ブンデスリーガで3位と躍進中のクラブを後にする可能性が高まっている。

リバプールだけではなく、トッテナム・ホットスパーも同選手に関心を寄せており、中盤の戦力強化を目指す。ドイツ代表経験こそないものの、アウクスブルクでは127試合に出場し、ウニオン・ベルリンでもここまで76試合でピッチに立っており、ドイツ国内リーグでの経験は申し分ない。

プレミアリーグはまた別のリーグであり、インテンシティの高さや選手個人の能力では段違いのイングランドにおいて、適応できるかどうか未知数。ただし、一列前のミッドフィルダーとして、時にはセンターバックとしてプレーできる柔軟性は評価が高い。

新たなミッドフィルダーに対して大金を投じる予定のリバプールは、中盤の枚数を確保するためにフリートランスファーの選手にも触手を伸ばす可能性は大いにあるが、ベリンガムやヌネスらが最優先であり、まずは彼らに本腰を入れて獲得を狙う。

現時点ではあくまで噂でしかなく、他のメディアでは同選手の名前が挙がっていることを見たことすらないため、ラニ・ケディラがアンフィールドに加わる未来が実現することは “ほぼない” と言っても過言ではない。

年齢的にもまもなく30歳を迎える選手であり、世代交代を進めるクラブにとっては狙いづらい存在。他にも信憑性に乏しい移籍報道が数多く流れているが、マンチェスター・ユナイテッド移籍がほぼ確実視されていたオランダ代表FWコーディ・ガクポのよに急転直下での移籍もあり得る。

はたして、リバプールは最優先に掲げるミッドフィルダーの他に、長いシーズンを戦い抜くために必要な選手を揃えることができるだろうか…?

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