クロップ監督が熱望!?リバプールがイングランド代表MFコナー・ギャラガーに関心か

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After Mason Mount, Liverpool shows interest in England midfielder Conor Gallagher 移籍

今シーズンは不安定なパフォーマンスに終始し、手堅い試合や大量得点で勝利を収める試合もある一方で、格下相手に複数得点をあっさり奪われたり、残留争いを繰り広げるチームに対しても弱さを見せ、勝ち点を稼げていない。

その結果として、来季チャンピオンズリーグ出場権がだいぶ遠のいており、今後の試合を連勝するくらいの勢いでなければ、プレミアリーグで4位以内に入ることは難しそうだ。不振の最大の要因とも言われるのが、ミッドフィルダー陣の衰え。全盛期に比べるとプレッシングの強度が落ちており、毎試合で同じようなプレーもできなくなってきている。

大型補強を目論むリバプールは、ジュード・ベリンガム(ドルトムント)やマテウス・ヌネス(ウルブス)、メイソン・マウント(チェルシー)らに関心を示している中、マウントと同様にチェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーにも候補に挙がっていると、英『The Independent』が報じた。

リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が同選手を高く評価しており、今シーズンのチームに足りていない中盤でのエネルギッシュさを改善するためにも、ギャラガーのダイナミックなプレースタイルが適任と考えているようだ。

昨シーズンはローン移籍で加わったクリスタル・パレスで抜群の活躍を見せ、イングランドでも屈指のミッドフィルダーに急成長。意気揚々とローン元のチェルシーに戻ったが、レギュラーにはなりきれずに、同リーグで25試合に出場しているものの、うち15試合が途中からの出場とベンチを温める時間も多い。

23歳と若手よりも中堅選手に差し掛かっており、トップチームで数多くの試合に出れる環境はこれからの成長に必要不可欠。ただし、2025年まで契約を残しているため、チェルシーは売却を急ぐ必要はなく、放出する意思があるかどうかは未知数だ。

リバプールからすれば、同国代表MFジョーダン・ヘンダーソンのように、猛烈なプレッシングをかけれるタイプの選手であり、ミッドフィルダーの一角にひとりいれば、前線でのプレッシングもハマりやすくなり、お得意のショートカウンターに持っていける回数も増えるはず。

ハーヴェイ・エリオットも運動量は多いが、体格に恵まれておらずにボールを奪い切るには役不足。現時点でのスタメン筆頭のチアゴ・アルカンタラも若くはなく、何度も何度も的確なプレスを行い続けるのも困難。

適正価格で獲得できるならば、メイソン・マウントよりも適した補強になるかもしれないが、経験値ではイングランド代表の先輩に軍配が上がる。同じリーグ内でタイトルを争うチーム同士だけに、両選手を一気獲りはできないが、今夏の移籍市場でどちらかを獲得することはできるのか…?

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