ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラら主力組がベテランになり、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド＝チェンバレンらが退団見込み。来シーズンに向けて、リバプールはミッドフィルダー陣の刷新に取り組まなければならない。
マテウス・ヌネスやメイソン・マウントらが最優先ターゲットとして獲得リストの上位に名前があり、それ以外にもヨーロッパや南米で活躍するミッドフィルダーらへの関心が報じられている。
『Liverpool Echo』によれば、アヤックス在籍時代にも獲得の噂が挙がったバイエルン・ミュンヘンMFライアン・フラーフェンベルフにふたたび関心を強めており、ブンデスリーガで不遇の時間を過ごす同選手の獲得を狙っているようだ。
昨年の夏にオランダからドイツに新天地を求めた同ミッドフィルダーだが、ユリアン・ナーゲルスマン監督から信頼を得るには至らず。今シーズンはここまで24試合に出場しているものの、ほとんどが途中出場になっており、期待されていたほどのパフォーマンスを披露できていない。
しかし、ナーゲルスマン監督が解任され、トーマス・トゥヘル新監督が就任。スタメンが変わる可能性もあり、チーム内でのポジション争いが活性化されそう。元アヤックスMFにもチャンスが巡ってきており、バイエルンでのレギュラーの確保に向けたチャレンジが再出発となる。
20歳の若きミッドフィルダーを1年だけでドイツ王者が見限るとも思えず、移籍が実現する可能性が低い。ただし、トゥヘル新監督のもとでも同じような境遇が続いた場合には、首脳陣に対して移籍を志願するかもしれない。
190cmと身長にも恵まれた才能豊かなオランダの逸材は、来シーズンもブンデスリーガに留まるのか、もしくは、他のクラブにプレー時間を求めて移籍するのだろうか…？