ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラら中盤のスタメン組が年齢を重ねており、世代交代が求められているリバプール。さらには、ナビ・ケイタらミッドフィルダー陣もチームを去る。シーズンを通して戦い抜くためにも、今夏の移籍市場では中盤の選手を複数名獲得したい。
昨夏の移籍マーケットでもリバプールからの関心が報じられたものの、最終的にはスポルティングからウルバーハンプトン・ワンダラーズに加入。初挑戦のプレミアリーグにおいて、今シーズン27試合1ゴール1アシストを挙げている。
決して大活躍している印象はないが、リバプールは引き続き関心を寄せており、ミッドフィルダーを刷新するための候補者のひとりとして名前がメディアで伝えられている。しかし、同じくプレミアリーグで上位を争うクラブも熱視線を送っているようだ。
海外メディア『Football Insider』によれば、今季から就任したエリック・テン・ハフ監督が中盤強化を求めるマンチェスター・ユナイテッドもポルトガル代表MFをリストアップしており、今夏での獲得を検討している。
加入初年度から抜群の活躍を見せるデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンやブラジル代表MFカゼミーロらはすでに30歳を超えており、同じくブラジル代表のMFフレッジも30歳。中長期的なオプションとして、ポルトガル代表をチームに迎え入れたいところ。
リバプールの年齢問題はより深刻で、攻守両面でチーム貢献できる同ミッドフィルダーは、絶対的なレギュラーとまでは言わずとも、価値のあるオプションとして期待できる。比較的安価で獲得できるのであれば、面白い戦力となり得そうだ。
はたして、ポルトガル代表ミッドフィルダーは1年でウルブスを後にして、ステップアップを遂げるのだろうか…?