ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョらの後継者を求めるリバプールは、今夏の移籍市場に向けて経験豊富な即戦力級のミッドフィルダーを探し続けており、候補リストにはトッププレーヤーの名前が並んでいる。
チェルシーとの新契約交渉が難航しているイングランド代表MFメイソン・マウントとともに、トップターゲットと目されているのが、ブライトンで活躍するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターだ。
カタールW杯では母国優勝に大きく貢献したミッドフィルダーに対して、リバプールは獲得に向けて動き始めた。移籍情報に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、今後のプロジェクトや金銭面での提案を行い、合意までは至っていないものの、交渉は前進しているようだ。
🚨 Liverpool have presented their project and also financial proposal to Alexis Mac Allister. The club will insist in the next weeks; discussions advancing but agreement not done yet. #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 4, 2023
Feeling remains Alexis will 100% leave Brighton and it will be early, May or June. pic.twitter.com/Z7sJ0qValK
南米の選手らしく戦う気持ちを全面にしつつも、巧みなテクニックでプレスをかけられても局面を打開できる。ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンにも似たようなプレースタイルで、守備的ミッドフィルダーとしても、攻撃的ミッドフィルダーとしてもプレー可能。
今シーズンは好パフォーマンスを披露するブライトンで主軸を務め、ここまで33試合10ゴール2アシストを記録。アルゼンチン代表としても16試合で出番を得ており、近年のプレーで評価を高め続けている。
元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラは年齢の影響か、怪我の回数が多い。シーズンを通して、何度か離脱する期間があり、今季に関してはふたたびピッチに立つのは難しそうだ。今年で32歳になった同選手に代わる中盤の主力に据えられるタレントであることは間違いない。
はたして、リバプールはアルゼンチン代表MFを手中に収めることができるのだろうか…そして、移籍金はどのくらいになるのだろうか…?