遡ること2002年、ジェームズ・ミルナーはリーズ・ユナイテッドで当時のプレミアリーグ最年少得点記録を更新。ニューカッスルやアストン・ヴィラ、マンチェスター・シティではウィンガーとして活躍すると、2015年に契約満了に伴い、リバプールに加入した。
アンフィールドではウィンガーではなく、中盤や左右のサイドバックとして躍動。アンディ・ロバートソンが加わるまでは、左サイドバックのレギュラーを務め、その後はゲーゲンプレスを体現するか如く、ピッチの真ん中で全力プレーを披露。今季は、右サイドバックとしても多くの試合に出場した。
リバプールでは、ここまで328試合26ゴール46アシストと見事な成績を残しているが、現行契約は今シーズン終了まで。クロップ監督は契約更新を希望しているとも言われていた中、同選手は退団を決意し、来シーズンはブライトンでプレーすることが確定。契約は2024年6月までとなっていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
Brighton are set to sign James Milner, here we go — the final proposal and all the clauses have been accepted. Deal will be valid until June 2024. 🚨🔵🏴 #BHAFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 5, 2023
Milner will join Brighton on free transfer from Liverpool; second signing imminent after João Pedro deal completed. pic.twitter.com/L0QN7e8ZyE
ピッチでのプレーはもちろん、副キャプテンとして高いリーダーシップを発揮し、ジョーダン・ヘンダーソンとともにチームを牽引。プロフェッショナル・フットボーラーのお手本とも言えるトレーニングへの取り組み姿勢は、若手選手にも多大な影響を与えている。
アダム・ララーナと同じ道を辿ることになった元イングランド代表MFは、新天地でもピッチ内外でチームの中心になってくれることだろう…