昨夏にスポーツ・ディレクター（SD）に就任したジュリアン・ウォードは、組織体制の変化などを背景に今季限りでの退団を決意。同ポジションでは、わずか1年間の在籍期間となったが、リバプールはその後任を追い求めていた。
シーズンも残り3試合と終了が迫ってきた中、今年の初めまでヴォルフスブルクで “Managing Director Sport” を務めたイェルク・シュマットケ氏の名前が急浮上。ユルゲン・クロップ監督含め、話し合いを何度か重ねてきた。
そして、同氏の新たなSD就任が近づいていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏（イタリア人ジャーナリスト）が伝えた。本人はすでに役職を受け入れており、双方合意もまもなく締結される見込みだ。
Liverpool are now close to appointing Jorg Schmadtke as new sport director. The agreement is imminent — he has accepted the role. 🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 10, 2023
Former Wolfsburg director will work on the project/new signings together with Jurgen Klopp who will remain crucial in the transfer strategy. pic.twitter.com/I0I1FNaXdJ
最近では、ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターがトップターゲットとして報じれており、他にもチェルシーMFメイソン・マウントやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらにも強めの関心を寄せるリバプール。
来季に向けてミッドフィルダーの再構築を成功に導くためにも、有能なスポーツ・ディレクターは必要不可欠。クロップ監督との関係は良好なようで、新たな時代の幕開けとなるだろうか…？