ジョーダン・ヘンダーソンが32歳となり、同じくスタメン組のチアゴ・アルカンタラやファビーニョもアラサー。ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンは今季限りで退団予定で、ジェームズ・ミルナーも契約満了でチームを去る可能性がある。
ミッドフィルダー陣の世代交代に加えて、シーズン終盤まで戦い抜くための戦力を揃えなければならないリバプールは、チェルシーMFメイソン・マウントを筆頭に、ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターら色んなミッドフィルダーの名前がメディアを賑わせている。
今シーズンからフラムに加入し、プレミアリーグ初挑戦ながらもここまで30試合に出場しているポルトガル代表MFジョアン・パリーニャも獲得が噂される選手のひとり。英『The Sun』によれば、同選手の争奪戦に、マンチェスター・ユナイテッドも乗り出すようだ。
昨季のチャンピオンシップ王者はスタメンのミッドフィルダーを簡単に手放すつもりはなく、6000万ポンド(約84億円)以下の移籍金ではオファーに応じない構えであると報じている。
スポルティングやブラガで活躍し、”150” を超える試合で経験を積み、イングランドでもその実力をいかんなく発揮。アグレッシブなプレースタイルで、攻守両面で存在感を見せ付け、フラムの中盤に欠かせない選手となった。
ポルトガル代表でも20試合でピッチに立つ27歳ミッドフィルダーは、ファビーニョやステファン・バイチェティッチらとのポジション争いを活性化させるためにも、さらに中盤の人数を確保するためにも戦力になってくれそうだ。
クリスティアン・エリクセンやカゼミロ、フレッジら中盤の選手たちが30歳を超えており、次の数年間を担えるミッドフィルダーを確保しなければならない。加えて、優勝争いに食い込む意味合いでも中盤の戦力アップは避けて通れない。
はたして、ポルトガル代表MFは1年でクレイヴン・コテージを後にするのだろうか…?