ホッフェンハイムからリバプールに加入した元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、モハメド・サラーやサディオ・マネと世界でも屈指のフロントスリーを形成し、相手ディフェンス陣に恐怖を与え続けた。
しかし、年齢には逆らえずに、近年は負傷の回数も増えており、得点数も徐々に減少。今シーズンは多くのゴールを決め、復活の兆しを見せていた中、元ホッフェンハイムFWは契約満了に伴いアンフィールドを去ることを決意。惜しまれつつも、来シーズンは新たなクラブでプレーすることに。
新天地候補には、中東クラブやアメリカのクラブに加えて、アトレティコ・マドリードやインテル・ミラノ、ユベントス、バルセロナなどの名門クラブの名前が連なっている状況において、ASローマも同選手と契約を結ぶことを狙っていると、イタリア紙『Calciomercato』が報じた。
アンフィールドではこれまで通算359試合109得点79アシストと偉大な記録を残しており、笑顔が絶えないシャイなキャラクターも理由となり、チームメイトやスタッフだけではなく、サポーターからも親しまれている。
ユルゲン・クロップ監督も契約延長を希望していた中、新たなチャレンジを求めた元ブラジル代表フォワード。いまだにセンターフォワードとしては独特なプレースタイルは健在で、中盤まで降りてゲームメイクに参加し、ペナルティエリア付近でもゴールを演出する。
まだまだ第一線で活躍できる選手であり、チームこそ変わるが、新たなクラブでの活躍を期待してやまない…