ミッドフィルダー陣の大幅な刷新を狙うリバプールは、イングランド代表MFジュード・ベリンガムを諦めたものの、同じくイングランド代表MFメイソン・マウントやブライトンMFアレクシス・マック・アリスターやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフ獲得に動き出している。
イタリア方面からはリバプールが同国代表MFに対して関心を寄せているとの報道が出ている一方で、アタランタで活躍するオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスの動向にも注目していると、イタリア紙『Corriere dello Sport』が報じた。
2021年の夏にAZアルクマールからアタランタに加入した同ミッドフィルダーは、初年度からレギュラーに定着。セリエAでは30試合に出場し、うち23試合をスタメンで出番を得た。今季もチームに欠かせない存在として、ここまで29試合でピッチに立っている。
ナポリを除き、混戦を極めるセリエAで上位争いに食い込んでおり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保できる4位以内を目指して戦う守備的ミッドフィルダーは、7ゴール3アシストを記録している。
同選手を巡っては、ユベントスも獲得を狙っているようで、争奪戦を繰り広げている。移籍金は3500万ポンド（約49億円）とも言われており、昨今の移籍金の値上がりを考えれば、比較的安い金額での獲得が可能だ。
しかし、リバプールが現実的に動き出す可能性は低い。前述した通り、マウントやマック・アリスター、フラーフェンベルフらが大本命と見られており、ゴシップ紙以外でコープマイネルスへの関心を伝えるメディアがないのが現状。
万が一、3人とも獲得できなかった場合には別のターゲットに視線を移さなければならず、アタランタMFも獲得リストの上位に移動する確率も否定はできない。
はたして、リバプールはフィルジル・ファンダイクやコーディ・ガクポに続き、3人目のオランダ代表選手をチームに迎え入れることになるのだろか…？