2015年から8年間に渡って、リバプールの中盤を引き締め続けた元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー。時には、サイドバックとしても抜群のプレーを披露し、副キャプテンとして精神的支柱の役割を全うした。
昨夏には1年間の契約延長に応じたものの、今シーズン限りで満了となる契約を更新しないことが確定。フリートランスファーで移籍することになった元マンチェスター・シティMFは、プレミアリーグで好調のブライトン移籍が濃厚と見られている。
個人合意しているとも言われる契約だが、正式発表には至っていない。その隙を付いて、同選手がトップチームをデビューを果たしたリーズ・ユナイテッドも争奪戦に参戦し、ブライトンからのハイジャックを狙っていると、英『Daily Mail』が報じた。
しかし、ミルナー獲得に動く条件は、プレミアリーグ残留。ジェシー・マーシュ前監督のもとで成績が上がらなかった同クラブは、”残留請負人” サム・アラダイス監督を迎え、エバートンやレスター・シティらとの降格争いを勝ち抜くことを誓う。
37歳のミッドフィルダーにとって、リーズは特別なクラブ。地元でもあり、当時のプレミアリーグ最年少得点記録も更新し、2004年の夏までプレー。契約だけではなく、心でも繋がっているからこそ、イングランド北部への移籍もあるかもしれない。
とはいえ、ブライトンが獲得競争をリードしている事実は変わらずに、イングランド南東部のクラブに向かう可能性が最も高い。
はたして、アストン・ヴィラやニューカッスルでも活躍したベテランミッドフィルダーは、来季どのクラブでプレーすることになるのだろうか…？