今シーズンの不安定なパフォーマンスから脱却を図りたいリバプールは、ミッドフィルダー陣の再構築を最優先にチーム強化に取り組んでいる。多種多様な中盤の選手との関係が報じられる中、その急先鋒と謳われているのが、ブライトンでプレーするアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターだ。
テクニックやパスだけでなく、展開を読む力や適切なポジショニングなど頭の良いプレースタイルで、プレミアリーグでも数多くの試合に出場。通算111試合20ゴール9アシストと見事な数字を残しており、アストン・ヴィラとの今季最終戦でもピッチに立つ見込み。
カタールW杯覇者でもある同選手は、リバプールとの交渉が順調に進んでおり、個人合意まであと一歩のところまで来ている。契約こそ結べていないが、アルゼンチン代表MFが今季限りでブライトンを去ることはほぼ確定で、アストン・ヴィラ戦は同クラブで最後の試合になる予定であると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
Alexis Mac Allister, expected to bid his farewell to Brighton fans after final game after his fantastic experience at the club since 2020 👋🏻 #BHAFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 26, 2023
He’s prepared to leave the club in June with Liverpool frontrunners — close to complete the deal, waiting on final details 🔴 #LFC pic.twitter.com/CTWgYwkPEO
チェルシーMFメイソン・マウントにも関心を示しているリバプールだが、要求額が高額すぎること、さらにはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルらも興味を持っており、争奪戦が激しくなり、値段が釣り上がる場合には撤退もあり得る。
元アヤックスMFライアン・フラーフェンベルフもバイエルン・ミュンヘンとの話し合い次第では、ドイツに残留する選択肢も残されており、まずはアレクシス・マック・アリスターを獲得して、少しでも補強を前に進めたいところだ。
はたして、プレミアリーグが終了次第、リバプールは今夏の補強 “第一号” をチームに迎え入れることができるだろうか…?