中盤の大型アップデートを狙うリバプールは、今夏の補強第1号としてブライトンで大活躍したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター獲得に迫っており、個人合意に刻一刻と近づいている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はリバプールの交渉スケジュールを明かし、今週中に個人契約など選手側との合意に至り、来週にはすべての取引を完結させる計画で動いている。
なお、設定されている契約解除金を支払う準備も進めており、選手サイドとの交渉が順調に行けば、来週中にはアルゼンチン代表MFのリバプール入りが決定するかもしれない。移籍金は報道されている7000万ポンド(約98億円)より低い金額になるそうだ。
Liverpool plan for Alexis Mac Allister deal: complete player side details this week, personal terms are almost agreed — then finalize the deal next week. 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 31, 2023
Liverpool are prepared to pay the exit clause [it’s less than reported £70m] if all goes to plan on player side. pic.twitter.com/4hJazzhnKK
今シーズン、プレミアリーグ6位と躍進したブライトンで主力を張り、ベストイレブンに選出されてもおかしくないパフォーマンスを披露。カタールW杯では悲願の優勝に大きく貢献し、トップレベルのミッドフィルダーであることを証明した。
ユルゲン・クロップ監督のもとでは、元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのような役割を担うと見られる。攻守両面での繋ぎ役でありつつも、相手のペナルティエリア付近で効果的なラストパスが期待されており、将来的にはモハメド・サラーに代わり、PKキッカーを務める可能性は高い。
補強プランをシーズン開幕直前まで長引かせたくないリバプールは、プレミアリーグで実績十分な24歳ミッドフィルダーの獲得で加速させることができるのだろうか…?