元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとの契約更新はなし?来夏にフリートランスファーでリバプール退団か

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No contract renewal for former Spanish midfielder Thiago Alcántara? Will he leave Liverpool next summer on a free transfer... チーム

バルセロナのカンテラで育ち、同クラブでトップチームデビュー。2013年の夏には愛着あるクラブを離れて、バイエルン・ミュンヘンに活躍の場を求めた。ドイツ王者では235試合31ゴール37アシストを記録し、数字に出てこない部分での貢献もあり、2019-20シーズンにはビッグイヤーを掲げた。

2020年の夏には、翌年に迫った契約を更新しないことを表明し、移籍金なしでの流出を避けたいバイエルンは、バルセロナに支払った金額とほぼ同じ金額でリバプールに売却。アンフィールドでも見事なテクニックと意表をつくパスで中盤から攻撃を組み立てつつ、的確なプレッシングでボールを奪取するシーンも目立つ。

コンディションさえ整えばスタメン間違いなしだが、リバプールに加入以来、シーズンを通して活躍できたことがない。毎年のように稼働できない時期が3ヶ月位あり、今夏の移籍市場で中盤の再構築を狙うリバプールにおいて、絶対的な立場を維持するのが難しいかもしれない。

海外メディア『GOAL』のニール・ジョーンズ記者によれば、2024年6月までの契約を結ぶ元スペイン代表MFに対して、リバプールが新たな契約をオファーする可能性は低いそうで、来夏にはフリートランスファーで退団することが濃厚なようだ。

来年の4月には33歳を迎え、サッカー選手としてのキャリアは最終盤に差し掛かっている。年齢を重ねるごとに負傷の回数が増えることも考えられ、若手ミッドフィルダーにその座を渡すタイミングが近づいている。

とはいえ、その経験値やプレースタイルは誰にも真似できず、ピッチ内外で選手たちを引っ張り、ラテン系選手たちの兄貴的存在でもあるチアゴだけに、来シーズンもチーム内で重要な役割を担うことは間違いない…

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