ブライトンを6位に導き、クラブ史上初めてのヨーロッパ大会への出場権を獲得に貢献。カタールW杯では優勝したアルゼンチン代表でもレギュラーとして活躍し、評価を高め続けた24歳MFアレクシス・マック・アリスターは、3500万ポンドでのリバプール移籍が正式発表された。
争奪戦になる前に決着を付けたかったリバプールは、プレミアリーグが終わるや否や交渉を進め、お得意の電光石火の補強を完遂した。ただし、最後の最後にはチェルシーがちょっかいを出してきたようで、同クラブの新監督が獲得を熱望していたと、英『The Times』ポール・ジョイス記者が明かした。
「契約が完了する前に、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が同じアルゼンチン人に遅れて動きを見せた。ニューカッスル・ユナイテッドとマンチェスター・ユナイテッドも興味を示したが、マック・アリスターはリバプールのユルゲン・クロップ監督との仕事を希望した。」
ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョら新時代に進むためにも、20代中盤から前半の選手たちにミッドフィルダー陣を刷新しなければならず、アルゼンチン代表MFはその中核を担う役割を期待される。
攻撃的なポジションから守備的なポジションまで中盤であれば、どこでもプレーできる器用さを持ち合わせており、様々なシステムに適応するだけの賢さを備えている。現在のメンバーで言えば、チアゴに代わって、スタメンに座ると見られるが、アンフィールドではどのような活躍を見せれくれるのだろうか…?