“ファビーニョ” こと、ファビオ・エンリケ・タバレスの愛称が決まった瞬間を、リバプールMFが明かす!

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The Liverpool midfielder reveals the moment he decided on the nickname "Fabinho," or Fabio Henrique Tavares! 未分類

フルミネンセの下部組織からリオ・アヴェやレアル・マドリード・カスティージャ、モナコを経て、2018年の夏にリバプールに加入したファビーニョ。右サイドバックとして活躍していたが、ユルゲン・クロップ監督のもとでは、中盤の底で起用されると、ゲーゲンプレスでルーズになったボールを回収し続けた。

巧みなチップパスや豪快なミドルシュートでも時折ゴールにも絡むブラジル代表ミッドフィルダーだが、本名はファビオ・エンリケ・タバレスであり、ファビーニョは愛称だ。同選手はフルミネンセ時代まで遡り、ファビーニョに名前が決定した瞬間を告白している。

「ところで、僕の名前に関して、フルミネンセに感謝しているんだ。」

「当時フルミネンセU-20チームには2人のファビオがいた。僕とファビオ・ブラガだ。ある日、監督のマルセロ・ヴェイガが言ったんだ。”ファビオと呼ぶたびに、2人ともこっちを向くから、これからはファビーニョだ!” とね。その瞬間から、僕はファビーニョになった。」

「自分の名前と背番号がプリントされた最初のユニフォームを見たとき、 “うわぁ、これはクレイジーだ” と思った。その瞬間、僕はプロのサッカー選手になっていたんだ。誰もそれを奪うことはできない。」

「結局、試合中はベンチにいたけれど、YouTubeのハイライトを見ると、カメラがベンチを横切り、ゴールを喜ぶ僕を捉えている。僕のフルミネンセでのキャリアは、あの瞬間に集約されているんだよ。」

The Players’ Tribune

ファビーニョに限らず、ブラジルの選手は愛称を持っていることが多い。ロナウジーニョの本名はロナウド・デ・アシス・モレイラ、カカの本名はリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ…レジェンドで言えば、ジーコの本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラであり、全く違うことも少なくない。

すっかりファビーニョで親しまれ、アンフィールドでもレジェンド級の活躍を続けるブラジル代表ミッドフィルダーは、今シーズンの前半戦は不調に苦しんだ。それでも、後半戦は立て直し、本来の力を見せ、アンカー・マンとして安定のあるパフォーマンスを披露。

まもなく30歳を迎え、運動能力が落ちていく年齢に差し掛かっているが、これまで培った経験と的確なポジショニング、試合を読む力で来季以降もリバプールの中盤に欠かせない選手として、ふたたびプレミアリーグ優勝争いに導いてくれるかもしれない…

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