“ポーランド版メッシ” マテウシュ・ムシアロフスキがリバプール退団へ!母国復帰が濃厚か…

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"Polish Messi" Mateusz Musialowski to leave Liverpool, with a return to his home country likely being his destination 移籍

遡ること、2020年8月。UKS SMSウッチから若き才能がリバプールに加わった。マテウシュ・ムシアロフスキは当初は “ポーランド版メッシ” とも評され、アカデミーで鋭いドリブル突破やゴールへの嗅覚を見せ付けていた。

しかし、徐々に成長は停滞。昨シーズンはU-23チームで18試合に出場したものの、スタメンは9試合のみ。ベン・ドークやハーベイ・ブレアらとのポジション争いに敗れる形で、年々プレー時間が減少傾向にある。

海外メディア『Football Insider』によれば、2024年まで契約を結ぶ19歳ウィンガーの移籍を邪魔するつもりはなく、リバプールはオファーを聞き入れる準備を進めている。ポーランドの複数クラブが関心を示しているようで、母国復帰が濃厚と見られる。

アカデミーでは通算69試合24ゴール4アシストと見事な数字を残したが、トップチームデビューの瞬間は訪れなかった。クラブにとっても、フリートランスファーでの退団を避けたい思惑もあり、この夏の移籍市場での売却の可能性が高まっている。

10代中盤で天才と評されても開花せずに終わることは少なくない。むしろ、アカデミーでの競争を勝ち上がり、毎年のように成長し続ける選手の方がレアであり、実力主義のサッカー界だけに仕方ない現状だ。

とはいえ、まだ19歳と再起の時間は残されており、ポーランドでの再出発を果たし、ふたたびイングランドの地でチャレンジしてもらいたい…

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