中盤の再構築を加速させるリバプールは、シーズン終了後にアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター獲得を成立させ、ケフレン・テュラムやクアディオ・コネ、ガブリ・ベイガらU-21欧州選手権2023に参加している若きミッドフィルダー獲得に向けて、動き回っている。
大会があるためか、交渉は停滞気味だが、バイエルン・ミュンヘンでの扱いに不満を漏らす元アヤックスMFライアン・フラーフェンベルフもまた注目の的になっており、スペイン紙『Fichajes』によれば、2500万ユーロ（約32.5億円）で獲得できるようだ。
補強第1号が決定してから日が立っており、そろそろ2人目を確定させたいリバプールにおいて、チームを率いるユルゲン・クロップ監督はオランダ人ミッドフィルダー獲得を熱望しており、2500万ユーロを支払うように、クラブ上層部に要請したと、スペイン紙『Nacional』が報じた。
長らく動向を追いつつも、高額な移籍金により争奪戦から撤退したイングランド代表MFジュード・ベリンガムにも似たプレースタイルや体格を有する元アヤックスMFは、中盤に攻守両面でダイナミズムをもたらすことが期待される。
ただし、他の報道ではフランスU-21代表コンビのように、フィジカル的に強いミッドフィルダーを優先しているとも言われ、バイエルン・ミュンヘンも21歳MFの放出を否定していることからも、優先順位としては決して高いとは言えない。
はたして、リバプールはプレシーズンが始まるまでに、希望するミッドフィルダーとの契約を結ぶことができるのだろうか…？